オリジナルキャラクター第二巻

★ オリジナルキャラ一覧

☆ ヒロインキャラ
久住美樹(くずみみき)=16歳・高校一年・身長145cm・B68(A)W48H70(直樹と保奈美の娘で美保の妹:主人公)
久住美保(くずみみほ)=17歳・高校二年・身長160cm・B90(D)W57H85(直樹と保奈美の娘で美樹の姉)
野乃原結樹(ののはらゆき)=18歳・高校三年・身長162cm・B92(D)W60H86(結の娘、父親設定未定)
渋垣愛理(しぶがきあいり)=18歳・高校三年・身長162cm・B83(C)W56H81(茉理の娘、父親設定未定)
渋垣芽理(しぶがきめいり)=16歳・高校一年・身長160cm・B77(B)W56H79(茉理の娘、愛理の妹、父親設定未定)
橘ちとせ(たちばなちとせ)=16歳・高校一年・身長149cm・B73(A)W54H74(ちひろちゃんの娘、父親未設定)
深野順子(ふかのじゅんこ)=16歳・高校一年・身長158cm・B79(B)W50H78(深野順一と美由紀の娘)

☆ 男性キャラ
広瀬文弘(ひろせふみひろ)=17歳・高校二年・身長175cm・体重57kg(弘司と文緒の息子)
仁科恭介(にしなきょうすけ)=18歳・高校三年・身長177cm・体重60kg(恭子の息子で父親設定未定)
渋柿芳樹(しぶがきよしき)=16歳・高校一年・身長168cm・体重55kg(茉理の息子で、愛理の弟で、芽理の双子の兄、父親設定未定)
天ヶ崎祐介(あまがさきゆうすけ)=16歳・高校一年・身長170cm・体重55kg(美琴の息子で父親未設定)

オリキャラの詳しい情報⇒ http://komi5577.fc2web.com/Ori01.htm

☆ 第十一話:MMORPGフリーファンタジー開催!!

※ 時代設定は直樹と保奈美が結婚して20年、それぞれのヒロインが結婚し、子供を持っている。
  オリキャラオンパレードなんで、文頭にキャラネーム入れますご了承下さい。

オリキャラの詳しい情報⇒ http://komi5577.fc2web.com/Ori01.htm

☆ SS開始

 今日は恭介先輩達パソコン部が新しいゲーム完成させたという事でみんな呼ばれたの。
 恭介先輩達パソコン部が、何でもオリジナルのMMORPGと言うオンラインゲームを作ったとか……。

恭介「ようこそ、皆さん♪」
美樹「ねぇねぇ恭介先輩、今回のはどんなゲーム作ったの?」
恭介「ゲーム名は『フリーファンタジー』、まさに自由のMMORPGなのだっ!!!」
美樹「自由?」
芳樹「オンラインゲームやりたかったでな〜♪ もちろんタダやろ?」
恭介「その通りっ!! サーバーはあそこにある小さなコンピューターだっ!!」
美樹「え(汗) あ……あんな小さなコンピューターがサーバーなの?」
恭介「小さいからって甘く見ては困るっ!! 2.6Gzhの5つのCPUを搭載し、メモリ及びHDDも強大になっているのだっ!!」
恭介「ドライブはDVD-ROMだし、グラフィックカードもマザーボードに内臓されていて格安のサーバーなのだっ!!」
恭介「パソコンが高いのは主にグラフィックカードとかなのだっ!! だから安価なサーバー機が出来たのだっ!!!」
文弘「確かに安いパーツ使って、うまく仕上がっているな、そのコンピューター」
文弘「サーバー機としての役割は果たしている、サーバー機には描画速度など要らないし」
恭介「その通りっ!! 描画速度が必要とされるのはクライアント、つまり自分のパソコン側なのだっ!!!」
美樹「さっすがぁ文弘お兄ちゃん♪ パソコン詳しいね♪」
恭介「俺に褒めてくれよー(汗) サーバー機作ったの俺なんだからよー!!!」
芳樹「それでは、タダで出来るんやな?」
恭介「その為の自作サーバーなのだっ!!!」
恭介「そして今度はゲーム内容の説明だっ!!」
美樹「わくわく♪」
恭介「ではそこのコアゲーマーの美樹ちゃん、そこのパソコンに座ってくれ、プレイしながら説明する」
美樹「『そこ』って言わないでよ(汗)」

 もうっ!! 恭介先輩ったら、私を物扱いしてぇっ!!

恭介「ゲームの目的は色々ある、例えばある凶悪なモンスターを倒したり、困っている人を助ける為にアイテムを持って来たり等だ」
美樹「ラスボスは?」
恭介「ラスボスは存在しない、つまりゲーム内での日常生活だ」
恭介「基本的には街や村を出るとモンスターがうろついている、当然襲い掛かってくるぞ」
美樹「そこは普通のRPGね」
美保「でも、私みたいな素人でも出来るかしら……?」
恭介「心配無用っ!! 操作は簡単っ!!! 訓練所でキャラのレベルを上げる事が可能なのだっ!!」
恭介「レベル上がるのは基礎能力、しかしジョブ当は存在しない」
恭介「例えば剣で敵を倒し続ければ剣のスキルが上達し、技とかも習得できるようになっている」
恭介「そして炎の魔法を使い続ければ、より強力な威力になったり、より強力な炎魔法を習得出来たりするのだっ!!」
美樹「なる程、魔法剣士にする事も出来るのね……」
恭介「その通りっ!! ひたすら剣技を極めるも良しっ!! 魔法を極めるも良しだっ!!」
芽理「ふ〜ん、面白そうね♪」
恭介「では美樹ちゃん、やってみたまえ」
美樹「は〜い♪」

 私はフリーファンタジーを遊んでみる。
 名前は「久住美樹」でいいわ、学校内メンバー対象のMMORPGだから…………。
 そして次は…………。

美樹「あっ!! モンタージュ出来るんだっ、面白いーっ!!!」
恭介「色々出来るからやってみたまえ」
美樹「は〜い♪」

 私はとにかく作ってみる。
 えい♪ どうせならグラマー美人にしちゃおっ♪

芳樹「み……みきぼー……、そのキャラ、みきぼーとは全然ちゃうでぇ〜っ」
祐介「背を小さく出来るだろ? そんなに背を高くする必要無いんじゃないか?」
美樹「いいのよっ、これでっ(怒)!!」

 芳樹と祐介のバカッ!! 余計な事言わないでよっ!!

美樹「出来たよ〜♪」
恭介「とりあえず訓練所に行きたまえ」
美樹「ラジャー♪」

 私は訓練所で基礎操作を習った……。
 そして冒険に出る為に武器と魔法と道具を買ったの……。
 私が買った魔法は『ファイア』と『キュア』、炎魔法と回復魔法よ、常識ねっ♪
 あっ、街の人が歩いている〜♪ 3Dでリアル〜♪

「ギャーーーーーッ!!!」
「ヒィィィィィーーーーーッ!!!!!」

美樹「な……何コレっ!? 街の人が私を見たら逃げ出したわっ!?」
恭介「武器を構えたまま店を出ただろ? ほら、武器をしまわないと……」
美樹「う……うん(汗)」
芳樹「な……何かポ○タル2みたいでな〜(汗)」:(第九・第十話参照)
ちとせ「り……リアルです…………(汗)」

 私は武器をしまう操作をした……。
 あっ、今度は街の人は逃げ出さないわ……。

美樹「ね……ねぇ恭介先輩、ま……まさか街の人を攻撃出来ちゃったりしちゃうの(汗)?」
恭介「その通りっ!! 自由だから街の人も攻撃可能なのだっ!!!」
美樹「う……うそっ(汗)!?」
恭介「街の人を殺しても経験値やお金を獲得する事も可能なのだっ!!!」
美樹「ま……まさかコレ、残虐ゲームっ!?」
恭介「プレイ次第でだ、残虐プレイが嫌なら、攻撃しなければ良い」
恭介「普通にプレイしたいなら、モンスターを倒して経験を積めばいいのだ」
美樹「な……なる程(汗)」

 とりあえず私は街を出てモンスター退治に出る……。
 ここは普通のゲームね♪ 楽勝楽勝♪
 あっ♪ コンボまで組めるっ♪ 面白いっ♪

芳樹「流石みきぼー!! うまいでー!!」
芽理「へ〜っ、アクション性も高いじゃん♪」
愛理「凄い完成度ね」
美樹「えいっえいっえいっ!!!」

 私は魔法も使うっ!!
 わ〜いっ♪ ゴブリン達を次々倒せるー♪

恭介「うりゃ♪」

 ドッカーーーーーーーンッ!!!!!

美樹「きゃぁっ!? な……何っ!? いきなり後ろから攻撃されて死んじゃったじゃないーーーーーっ!!!!!」
恭介「はっはっはっ!! 今のは俺が美樹ちゃんに『エルファイアー』の魔法をぶつけてやったのだっ!!!」
芳樹「こ……これってPKかいな(汗)」
美樹「PK?」
恭介「PK、つまりプレイヤーキラーっ!!! つまり相手プレイヤーを攻撃したり殺す事も出来るのだっ!!!!!」
美樹「う……うそっ(汗)!!!」
恭介「今回美樹ちゃんを殺したのはあくまで見本だ、こういう事も出来ると…………」
恭介「でも心配無用、殺されても最後に立ち寄った教会からゲームが再開されるのだ」
美樹「あっ、復活した♪」
恭介「ステータス画面を開いてごらん?」
美樹「ほい」

 あっ!! 『我を殺したリスト』って項目があるっ!!
 それを選択したら『仁科恭介』って名前があるっ!!!

恭介「そう、俺が美樹ちゃんを殺したから、美樹ちゃんのステータス画面にPKリストが載るわけだ」
芳樹「つまり、PKする側も復讐される事も覚悟しないと駄目だと言う訳やな」
恭介「その通りっ!!」
恭介「ちなみにPKを殺す事をPKKと言う、つまりプレイヤーキラーキラーだ」
美樹「つまり、私が恭介先輩に対して復讐する事も可能と……」
恭介「その通りっ!! 自由とは厳しいのだっ!!!」
恭介「後、PKするばかりが楽しみではないっ!! 相手プレイヤーと協力してモンスター退治する事も出来るのだっ!!!」
美樹「そこら辺は普通のオンラインRPGね♪」
美樹「文弘お兄ちゃん♪ 協力しようねっ♪」
文弘「あ……ああ」

 うふふふふふ♪ 文弘お兄ちゃんと協力して好感度アップアップ♪

祐介「そう言えば、街の人を殺した場合、何かペナルティがつくのか?」
恭介「ブラックリストに載る程度だ、ギルドでどの冒険者が何人の人を殺したか分かる」
恭介「ちなみに街の人を殺しても、モンスター同様に次から次へと沸いて出てくる仕掛けになっているから、街の人は0にならないのだっ!!」
芽理「そして、賞金稼ぎに狙われると……」
恭介「その賞金稼ぎもプレイヤーだ、プレイヤーがやらない限り賞金首を殺る事は出来ない」
美樹「試しにギルトに行って見るわ」

 あっ、冒険者一覧が出ているっ!!
 ……でもまだ賞金首はいないわね……、でも冒険者リストがあるわ……。
 どれどれ…………?
 あれ? 私と恭介先輩のしか無い?

恭介「まだ俺と美樹ちゃんしか登録されていないからだ」
美樹「これからどんどん増えるわけね♪」
恭介「その通り」
美樹「あっ!! 恭介先輩の殺害者数が1になっているっ!!」
恭介「それはさっき俺が美樹ちゃんを殺したからだ、冒険者も殺害者数に入る」
芳樹「街の人を殺しても、殺害者に加算される訳やな」
恭介「その通りっ!!」
恭介「さらに同じ冒険者を殺しても数が増える」
恭介「モンスター撃破数もカウントされる、ほら、美樹ちゃんの撃破数はゴブリン27匹、オーク12匹だ……」
美樹「すっごーいっ!! モンスターごとにカウントされるのね♪」
恭介「そう、それで冒険者の実力が分かるのだっ!!」
恭介「例えばゴブリン200匹殺すのと、レッドドラゴン1匹殺すのとはどっちが凄い?」
美樹「レッドドラゴン1匹でしょ?」
恭介「そう、つまりレッドドラゴンを殺せば有名な冒険者として認められたりするのだっ!!!」

 面白いっ、このゲームっ♪

美保「私もやってみようかしら、でもPKしないでね」
美樹「お姉ちゃんを殺したら、お姉ちゃんがやる気無くすから、やらないわ(汗)」
芳樹「ハマるでぇぇぇぇぇっ!! こりゃ面白いでぇぇぇぇぇーーーーーっ!!!!!」
恭介「では皆にパスコード渡す!! まずは蓮美台学園プレイ希望者のみのMMORPGだっ!!」


……こうしてMMORPG『フリーファンタジー』が開始された…………。
この連中は一体どんなプレイするか…………。
それは次回以降のお楽しみって訳で…………。


☆ ここからの会話はチャットです。

美樹「お姉ちゃん、今よっ!! そこのコボルト倒せるわっ!!」
美保「えいっ!! やったっ♪」
美樹「その調子よっ、お姉ちゃんっ!!」
文弘「こっちもOKだ」
美樹「さっすが文弘お兄ちゃんっ♪」
文弘「でも、美樹ちゃんには敵わないよ……」
美樹「文弘お兄ちゃんに何かあったら私が何とかしてあげるからっ♪」

 うふふっ♪ 文弘お兄ちゃ〜ん♪


〜 続く 〜



☆ 第十二話:ジェノサイダー結?

※ 時代設定は直樹と保奈美が結婚して20年、それぞれのヒロインが結婚し、子供を持っている。
  オリキャラオンパレードなんで、文頭にキャラネーム入れますご了承下さい。

オリキャラの詳しい情報⇒ http://komi5577.fc2web.com/Ori01.htm

☆ SS開始:会話は全てチャットです

 あれから私はお姉ちゃんと文弘お兄ちゃんと三人パーティでやっているの、MMORPGフリーファンタジー。
 恭介先輩のチュートリアルでやったデータは初期化され、私のPKリストは無し。
 お父さんは、お母さんとパーティ組んでいるし……。
 他の人はどうしているかなぁ……?

 美樹:レベル25・剣レベル10・炎魔法レベル10・光魔法レベル5
 美保:レベル16・槍レベル4・氷魔法レベル3
 文弘:レベル18・風魔法レベル12・光魔法レベル3

 ※ ここでの光魔法レベルは回復魔法です。

美樹「ねぇねぇ! あそこに大きな街があるわ♪」
美保「行きましょう♪」
文弘「ああ」

 こうして私達のパーティは『イズーの街』に着いたの。
 うわ〜っ、人が沢山いる〜♪
 私達は街を周った後、ギルドに立ち寄ったの……。

美樹「うわ〜っ、や……やっぱり(汗)」

 芳樹:殺害者数52人
 恭介:殺害者数128人
 祐介:殺害者数44人

美樹「やっぱりあのパーティは街の人を殺してるわね(汗)」
美保「PKもでは……(汗)?」
文弘「しょうがない連中だ(汗)」
美保「ねぇ、これ見て!!」

 茉理:殺害者数7人
 芽理:殺害者数12人
 恭子:殺害者数18人

美樹「PKじゃないかしら……? 芳樹や恭介先輩相手に……(汗)」
美保「もう、しょうがないんだから…………」
文弘「お……おい!! こ……これ見ろ!?」

 結:殺害者数326人

美樹「う……うそっ!? ゆ……結先生が殺害者数トップ!?」
美保「な……何があったんでしょうか…………?」
文弘「ゲームだから人間相手で経験値稼ぎか?」
美樹「あっ!! 結先生に懸賞金10万ゴールドだって!!」
文弘「賞金首になったか…………」

「ギャーーーーーッ!!!」
「ヒィィィィィーーーーーーーーーーッ!!!」

美樹「な……何!?」
美保「も……モンスターの襲撃!?」

※ 時期的にはモンスター襲撃イベントもあります。

文弘「出るぞっ! 美樹・美保!!」
美樹「うんっ!!」
美保「は……はい!!」

 そこで私達が出くわした物は……何とっ!?

美樹「あ……あれは結先生!?」

 何と結先生が次から次へと街の人を殺していったのっ!!!
 炎やら雷やら氷魔法やら次から次へと繰り出してっ!!!
 うっわーっ!! す……凄い魔法(汗)

美樹「ゆ……結先生っ!! ど……どうして罪も無い人々を殺すんですかっ!?」
結「邪魔しないで下さ〜いっ!! 早くしないと約束の時間に記録出来なくなりますから〜っ!!!」
文弘「来るぞっ!! みんな気を付けろ!!」
美保「わわわわわ(汗) か……かわせないよぉ〜〜〜(汗)」
美樹「ええ〜いっ!! 必殺・ファイアスラッシューッ!!!!!」

 ドッカーーーーーーンッ!!!!!

結「わわわわわーーーーーーーーーーっ(汗)!!!!!」

 結先生の小さな体が中を舞うっ!!
 ああっ!! 立ち上がってきたっ!!!

※ 美樹は剣スキルと炎魔法スキルが高い為に魔法剣技を習得しています。

結「ぷりんの為に死んで下さ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜いっ!!!」

 ドッカーーーーーーーーーーンッ!!!!!

美保「きゃあぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーっ!!!!!」
美樹「お……お姉ちゃん!?」

 や……殺られた、もうお姉ちゃんは下手なんだから〜っ!!
 結先生のサンダーボルトをまともに受けて美保お姉ちゃんが殺られたの、もう……。

文弘「喰らえっ!! ウィンドストームッ!!!」
結「マジックミラー!!!」

 ええっ!? は……はね返したっ!?

文弘「うわあぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーっ!!!!!」

 ドッカーーーーーーーーーーーン!!!!!

美樹「ふ……文弘お兄ちゃーーーーーんっ!!!!!」

 う……うそ(汗)
 ふ……文弘お兄ちゃんまで殺られるなんて……、つ……強すぎる、結先生…………(汗)
 ううううう〜っ、もう許さないっ!! 結先生っ!!!

美樹「ええーーーーーいっ!!!」
結「ぷりんの力を思い知りなさーーーーーーいっ!!!!!」

 私と結先生の対決は互角だった……。
 結先生の魔法スキルは高いわ……、それも身のこなしも早いっ!!!
 私は次から次へと攻撃を繰り出して、ヒットさせているけど…………、
 結先生は私よりレベル上ね……、防御魔法掛けながらだから、かなりしぶとい…………。
 でも、私の実力で結先生を倒すっ!!!

結「うっとおしいですっ!! 喰らいなさいっ!! エクスプロージョン!!!」

 ドッカーーーーーーーーーーーン!!!!!

美樹「きゃあぁぁぁぁぁーーーーーーっ(汗)!!!!!」

 ゆ……結先生(汗) こ……広範囲爆発魔法まで習得しているなんて…………。
 ま……まずいわ……、HPが残りわずかだわ…………。
 つ……次で決めないと負けるっ!!!

結「ぷり〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んっ(壊)!!!!!」

 あっ!! 結先生が魔法を詠唱しているっ!!
 今だわっ!! 結界が解かれている今なら私の必殺コンボでっ!!!

美樹「必殺っ!! ファイアスラッシュエクストリームッ!!!!!」

 ザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュ!!!!!
 ドッカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!

※ ファイアスラッシュエクストリームとは、美樹の編み出した技で、剣での乱舞後、ファイアスラッシュを繰り出す技。

結「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーっ!! ぷ……ぷりんがあぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーっ!!!!!」

 ……結先生の体が高く待って、大地に転がり、絶命した…………。
 あ〜あ、これで私のPKは一人目だ、つまり殺害者数は1人になっちゃった…………。
 そして私は教会で蘇生したお姉ちゃんと文弘お兄ちゃんと結先生と話したの……。

結「恭介君に言われたんです〜っ、今日の20時までに400人殺害出来たらプリン15個くれるって…………」
美樹「き……恭介先輩ったらぁっ!!」

 もうっ!! 結先生をプリンで釣るなんてっ!!!

結「あ〜あ、恥ずかしいです……、殺害者数381人になってしまいました(汗)」
美保「ぜ……全校生徒に知られている訳だし、あ……あはは(汗)」
文弘「しょうがないな、仁科先輩は…………」
恭子「結!!」
美樹「あっ!! 恭子先生!!」
恭子「突然パーティから抜けたから探したのよ!! もうっ!!」
結「ごめんなさ〜〜〜いっ(汗)!!!」
恭子「もうっ!! 結が抜けるから恭介やら芳樹に散々PKされたわよっ!! もうっ!!!」
恭子「私はとりあえず抜けるから、家に帰って恭介に説教してやるわっ!!!」

 ……こうして恭子先生がサインアウトしたの…………。

結「で……では私も抜けますので……、記録が達成出来なかったからこれ以上続けても意味無いですから〜〜〜」

 ……そして結先生もサインアウトしたの…………。

美保「結局黒幕は恭介先輩だったのね…………」
文弘「ゆ……結先生のプリンの力、お……恐るべし…………」
美樹「そ……そうね(汗)」
美樹「と……とりあえず冒険を続けましょっ!!」

 ……そして私達は冒険を再開したの…………。
 ギルドで10万ゴールドの懸賞金をもらって、私と文弘お兄ちゃんと美保お姉ちゃんの装備を整えたの……。
 そして夜遅くなったら私達もサインアウトしたの…………。
 ……そして次の日の古典の授業…………。

結「お……おはようございます(汗)」
男子生徒達「じぃぃぃぃぃ〜〜〜〜〜っ」
結「あ……あうっ(汗)!!」
女子生徒達「じぃぃぃぃぃ〜〜〜〜〜っ」
結「そ……そんな目で見ないで下さ〜い(汗) あ……あれはゲームなんですから(汗)」

 うわ〜っ、み……みんな(汗) き……きっと結先生にPKされたのね…………。
 その後、ゲームに参加していない人達からの説得で何とか授業出来るようになったの…………。
 もう恭介先輩ったらっ!! PKやら残虐プレイは反則よっ!!!


〜 続く 〜



☆ 第十三話:クロノ帝国誕生、そして国家戦争

※ 時代設定は直樹と保奈美が結婚して20年、それぞれのヒロインが結婚し、子供を持っている。
  オリキャラオンパレードなんで、文頭にキャラネーム入れますご了承下さい。

オリキャラの詳しい情報⇒ http://komi5577.fc2web.com/Ori01.htm

☆ SS開始:会話は全てチャットです

 私は美樹、恭介先輩達が作ったMMORPGフリーファンタジーをプレイしているの♪
 恭介先輩にPKとかを廃止するように言ったけどやっぱりダメだった……。

恭介「ふははははは!! PKなどがあるから面白いんだっ!!」

 ……こんな感じ…………。
 今日は文弘お兄ちゃん塾で参加出来なかったの、残念……。
 今回のパーティは私とお姉ちゃんと芽理ちゃんなの。
 ちとせちゃんは、このゲームに参加していないの……。
 何故かと言うと、ちとせちゃんはお花育てるのに没頭しているから、ちとせちゃんらしいね……。

 美樹:レベル30・剣レベル13・炎魔法レベル12・光魔法レベル7
 美保:レベル19・槍レベル6・氷魔法レベル4・光魔法レベル2
 芽理:レベル23・鞭レベル9・雷魔法レベル8・闇魔法レベル5

 ……美保お姉ちゃんはヘタだから相変わらずレベルが低いわ(汗)

芽理「美樹ーーーっ!! 疲れたよー!! 街に帰って休もうよーーー!!!」
美保「私もそろそろHPやMPが殆ど無いわ、休みましょ」
美樹「そうね、死んでしまったら元も子も無いから……」

 そして私達は『テニー村』に立ち寄る事にしたの……。

芽理「美樹がいるお陰でPKされなくて助かるわ♪」
美保「そう言えば私達のパーティにPKが襲い掛かって来なかったわね……」
美樹「フフン♪ この美樹様を殺そうなんて命知らずはいないわよっ♪」

 私はゲームの中では敵なしって感じ♪
 そしてギルドに立ち寄ったら、何とっ!!

祐介「よう」
美樹「ゆ……祐介!?」
芽理「出やがりましたね、ジェノサイダー三人衆の一人」
美保「ま……まぁまぁ、芽理ちゃん(汗)」
祐介「今日はビッグニュースがあるんだ!!」
美樹「えっ!?」
芽理「び……ビッグニュースぅ……?」
祐介「このゲームでは、国家を作れるって事は知っているよな?」
美樹「そう言えば、恭介先輩がそんな事言っていたわね…………」
芽理「ただ、それには膨大なお金と維持費が要ると…………」
祐介「その『国家』を恭介先輩が作ったんだ!!」
美樹「な……何とぉーーーーーっ!!!」
芽理「うわっ!? ま……マジ(汗)」
美保「す……凄い!!」
美樹「ま……まぁこのゲームのプログラマーだから……、資金集めの裏技なんか使ってるっしょ……」
祐介「その名も『クロノ帝国』!! 国家名も国旗も自由に設定出来るのだ!!」
美樹「いいなー……、国家……」

 やっぱり恭介先輩が有利だよぉぉぉ。
 だって、このゲームの全て知っているんだから…………。

祐介「俺はクロノ帝国の属する事に決めたよ、お前達はどうする?」
美樹「…………考えておくわ」
芽理「あたしはPKされまくったからイヤ!!」
美保「……分かりません」
祐介「とりあえずクロノ帝国の地図をやるよ、じゃあな」

 こうしてクロノ帝国地図を受け取って祐介は去っていった……。
 国家かぁ……、いいなぁ…………。
 でも私の資金じゃ、まだ足りないよぉぉぉぉぉ。
 そして宿で一晩休んで全回復♪←ゲームの中で(実際にはすぐ)

美樹「あれ? な……何!? あ……あの大群はっ!?」
芽理「あっ!! 先頭にいるのは芳樹じゃないっ!?」
美保「後ろの兵士達は……NPCでしょうか…………?」

 な……何しに来たんだろう…………?

芳樹「ワテはクロノ帝国大将軍芳樹や!!」
芳樹「この村は、我がクロノ帝国の保護下に入れさせてもらうでー!!」
美樹「保護下?」
芽理「それって征服じゃないのっ!!」
美保「め……芽理ちゃんっ!!」

 芽理ちゃんが突っかかるが…………。
 これもゲームのシステムの一つね、村や町を属する事が出来るのね…………。
 クロノ帝国が『悪』って決まった訳じゃないし…………。

美樹「成る程、村を傘下に入れて国家を大きくするって事ね」
芳樹「そうでな〜♪ このゲームはシミュレーションの要素もあるでー♪」
芳樹「みきぼー、クロノ帝国に来てーな、みきぼーがいると我が帝国は強国になれるでー!!」
芽理「駄目よ美樹っ!! どうせロクな事しないわよっ!!」
美保「め……芽理ちゃん(汗)」
芽理「だってぇーーーっ!! あたしは芳樹や祐介や恭介先輩に散々PKされたもんっ!!」
芽理「ムカツクーーーーーーーーーーッ(怒)!!!!!」
美保「ま……まぁまぁ(汗)」
芳樹「みきぼー、来てーな」
美樹「考えておくわ、私はまだ冒険者でいたいから、じゃあね♪」
芽理「バイバーイ!!」
美保「さようなら」
芳樹「いい返事、待ってるでぇ〜〜〜」

 私達はテニー村を去った、テニー村はクロノ帝国に属する事になったの。
 あれ? 結先生がこっちに来た。

結「あっ、久住さんに渋垣さん!!」
美樹「あっ、結先生、こんばんわー」←現実世界では夜
結「恭子も国家作ったんですよー♪」
美樹「ええっ!? き……恭子先生もっ!?」
芽理「うわっ!! 仁科親子……国家作るの早っ!!」
美保「す……凄い…………」
結「名前は『ローズ王国』、久住さんも来て下さいっ!!」
美樹「あ……あの、私はまだフリーの冒険者やりたいんだけど…………(汗)」
結「国家に属さないと、クロノ帝国に攻撃されちゃいますよっ!! クロノ帝国は世界征服企んでいますからっ!!!」
結「クロノ帝国は、モンスターまで率いて圧倒的な戦力を蓄えているんですっ!!!」
美樹「ええっ!? も……モンスターも配下に入れられるの!?」
結「そうですよっ!! クロノ帝国はまさに悪の帝国なんですっ!!!」
結「だから我がローズ王国は、クロノ王国に戦いを挑むんですっ!!!」
芽理「えええええ〜っ!! そ……それじゃぁ国家同士の戦争っ!?」
美樹「す……凄い……、このゲームって、国家同士の戦争も出来るんだ…………」
美保「そ……それならローズ王国もモンスターを配下に入れてしまえば…………」
結「モンスターを配下に入れるには、市民殺害数1000以上行って、魔神にならないと出来ない事なんですよ!!」
結「つまり恭介皇帝は『魔神』なんですっ!!」
美樹「えええ〜っ!! ぷ……プレイヤーってモンスターに転生出来るの!?」
結「あれ? 知りませんか……? このゲームには『転生』、つまり自分を高貴な存在に出来るんですよ」
結「善行を行って、聖なる神殿で転生すれば『天使』、悪行を積み重ねて、邪な神殿で転生すれば『悪魔』に転生出来るんですよ」
結「その中でも『魔神』は、悪魔の上級クラスなんですよ!!」
美樹「えええ〜っ!! 種族は人間だけだと思っていたんだけど、人間以外になれるんだ、このゲーム!!」
結「私は市民殺害数300以上行っちゃっているから、悪魔にしかなれませんけど…………」
芽理「あらら、災難ね、先生…………」
美樹「それでは、恭子先生は天使になったの?」
結「いえいえ、善行が足りないから天使に転生がまだ出来ないんです、つまり『人間』です」
美樹「そ……それじゃぁクロノ帝国に勝ち目無いじゃん(汗)」
芳樹「その通りでな〜っ♪」
芽理「よ……芳樹っ!!」
芳樹「このゲームでは力があった方が有利なんでぇ〜っ、恭介先輩は『魔神』に転生しとるから強いでぇ!!」
芳樹「ローズ王国なんかがワイ等に挑んでも、所詮赤子をひねる様な物でぇ♪」
結「やってみなくては分かりませんっ!! 久住さんが仲間に入ればっ!!」
芳樹「ローズ王国にみきぼーを入れてもムダでぇ、国家同士の戦争はNPCやらモンスター大群動かせるんでぇ」
芳樹「国家同士の戦争は、NPCやらモンスターが1000体規模の戦いなんでぇ〜」
美樹「せ……1000体(汗)」

 うっわ〜っ、このゲームって国家同士の戦争も出来ちゃう訳ね……。
 す……凄い完成度だわ、このゲーム(汗)

芳樹「覚悟するがいいでぇ〜っ!! ローズ王国っ!! ワテはとりあえず帝国城に帰還するでぇ〜」
芳樹「みきぼー、国家間戦争見せたるから良く見ときや〜」

 そう言って芳樹は去っていった…………。

美樹「と……とりあえず私達は中立って訳で…………(汗)」
結「そうですか〜っ、残念です…………」
結「私もローズ城へ帰還します、でわ」

 そう言って結先生も去っていった…………。

芽理「ねぇ美樹っ!! 何でローズ王国に入らなかったのっ!!」
芽理「このままじゃぁ、恭介魔王にこの世界征服されちゃうわよっ!!!」
美樹「お……落ち着いて、芽理ちゃん(汗)」
美樹「まずは、このゲームシステムを理解する必要があるわ」
美樹「国家間戦争がどんなのか見るのも、一つの戦法よ…………」
美保「私はゲームの事良く分からないから、美樹ちゃんの意見に賛成ね」
芽理「う〜ん……、確かにゲームだから、これ…………」

 そしてついにクロノ帝国とローズ王国の戦争が始まるのっ!!
 今回私達は見物って事で…………。

恭子「行くのよ皆の衆っ!!! 悪の皇帝恭介を倒すのよっ!!!」
NPC「わーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!!!!!」

 す……凄い…………、兵士達が物凄い数で突撃しているーーーーーっ!!!

恭介「愚かな母さん……、我が帝国に挑むなど…………」
恭介「蹴散らせっ!! 我が兵士達よっ!! そしてモンスター達よっ!!!」
NPC「わーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!!!!!」
モンスター達「グアァァァァァァァァァァァーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!」

 うわ〜っ!! あっちは兵士とモンスター達が突撃しているよーーーーーーっ!!!!!

 ギィンッ!! ザシュッ!! ボンッ!! ガブッ!! ゴンッ!! ズバァッ!!!

美樹「す……凄い…………、こ……これが戦争イベントなのね…………」
芽理「うっわ〜っ!! アクションRPGから、SRPGになったって感じ(汗)」
美保「恭介先輩達って、凄いゲーム作ったわね…………」

 ガンッ!! ズバッ!! ザシュッ!! ドカンッ!! ドッカーーーーーーンッ!!!!!

美樹「あっ!! ローズ王国の魔法使い達が広範囲魔法使ったっ!!」
芽理「やれやれーーーーーっ!! モンスター軍団なんか蹴散らっしゃえーっ!!!!!」
美保「す……凄い……、NPCも結構強いわね…………」
美樹「高いユニット買えば……いや……契約すれば出来るって訳ね…………」

 ドッカーーーーーーンッ!! ドッカーーーーーーーンッ!!!!!

美樹「ローズ王国の魔法使い達が大活躍だわっ!!」
美保「魔法主体の兵力って所かしら…………」
芽理「そうみたいね…………」
美樹「あっ!! その魔法使い達の先頭にいるのは結先生っ!!」
芽理「……と言う事は魔法指揮官は結先生なんだ!!」
美保「私達が王国の戦争に参加すると、指揮官としての参加ね」
美樹「そ……そうね…………」
芽理「あっ!! 良く見たらクロノ帝国の指揮官は芳樹だっ!!」

 ……一方…………。

芳樹「うわーっ!! つ……強いでねーかローズ王国!! 押されているがなーーーーーっ!!!!!」
結「行きますよーーーーーっ!! このまま押してしまいましょうっ!!!」

 ……再び美樹達は…………。

芽理「きゃははははは♪ 芳樹の奴、相当焦ってる焦ってる♪」
美樹「何だかんだ言って、クロノ帝国って弱いのね…………」

 ……一方恭介は…………。

恭介「フン、愚かなローズ王国…………」
恭介「本当の地獄って奴を見せてやろう…………」
恭介「行くぞっ!! 我が最強のドラゴン軍団っ!!!」

 ……そして戦争は…………。

美樹「あらあら♪ クロノ帝国は総崩れだわ♪」
芽理「陣形がすっかり乱れちゃって♪」
美保「あれ……? む……向こうから何かたくさん飛んで来るわよっ!!!」
美樹「えええええ〜っ!! あ……あんなのアリーーーーーっ!?」

 な……何と来たのはドラゴンの大群だったっ!!
 先頭の巨大なドラゴンに乗っているのは恭介先輩っ!!
 あ……あれが魔神なのっ!! 背中に悪魔の翼が生えている、しかも角までも…………。

恭介「ふははははははーーーーーっ!! さぁドラゴン共よっ!! ローズ兵達を焼き尽くすのだーーーーーーっ!!!!!」

 ゴオォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーッ!!、ゴオォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーッ!!!!!

NPC達「ギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!」

 う……うっわ〜っ(汗) ローズ兵達が次から次へとドラゴンの炎に焼き尽くされているよーーーーーっ!!
 しかもあの魔導師達も全然歯が立たないよぉぉぉぉぉーーーーーっ!!!
 は……反則だよぉぉぉぉぉ、恭介先輩ーーーーーっ!!!

結「わ……わーーーーーーーーーーっ(滝汗)!!!!!」

 ゴオォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーッ!!!!!

美樹「ああっ!! 結先生がやられたっ!!」
芽理「あ……あっという間に戦局がひっくり返ったわ(汗)」
美保「指揮官が死んだ場合、PKと同じかしら…………?」
美樹「そ……そうね(汗)」
芽理「あっ!! 見てっ!! ドラゴン達がローズ城を炎で攻撃しているわっ!!!」
美樹「うっわ〜っ!! り……リアルーーーーーっ(汗)」
美保「ローズ城、陥落……ね…………」

 ……こうして戦争は終わったの…………。
 王国が負けた場合、国王はPK扱いになるの…………。
 そして王国は消滅、つまり恭子先生はタダの冒険者に逆戻りしたの…………。

恭子「くやしぃぃぃぃぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ(涙)!!!!!」
結「残念です……、ドラゴン軍団は強すぎました…………」

 ……一方恭介達は……。

恭介「ふはははははっ!! 思い知ったか、母さんっ!!!」
芳樹「ワテ等はヤバかったでぇぇぇ、恭介先輩…………」
恭介「まぁまぁ、勝ったからいいじゃないかっ♪」
恭介「どうだっ!! このゲームでは俺が最強だっ!! ふははははははははははーーーーーっ!!!!!」

 ……そして美樹達は…………。

美樹「面白くなってきたわねっ♪」
芽理「み……美樹?」
美樹「決めたっ!!」
美保「み……美樹ちゃん…………?」
美樹「今度私が王国を作ってクロノ帝国を倒すのっ!!!」
美樹「最終目的が出来て、このゲームがより楽しくなって来たわっ!!!」
芽理「で……でも、あのドラゴン軍団強すぎるわよぉぉぉぉぉ(汗)」
美樹「だからいいのっ♪」
美樹「これはゲーム、ラスボスが登場して面白くなってきたじゃないっ!!」
美樹「今はタダの冒険者、これから経験をどんどん積んで、お金集めて、強い王国を作るのっ!!!」
美樹「燃えて来たわ〜〜〜っ!!!」
芽理「うわっ……、み……美樹が燃えている…………(汗)」
美保「美樹のゲーマーの魂に火がついたわね…………(汗)」
美樹「そうと決まれば冒険開始よっ!! 行くわよっ!!!」

 ……そして恭介達は…………。

芳樹「み……みきぼーの奴(汗) ワテ等を倒すだって…………(汗)」
恭介「面白いじゃないか、それ」
芳樹「はえ?」
恭介「俺は魔王として、そして美樹は勇者として俺達に立ちはだかる、いい物語じゃないか」
恭介「待っているぞ、美樹ちゃん……、せいぜい強大な王国を作るがいいっ、ふはははははははははは!!!!!」
祐介「成る程……、そう言うプレイスタイルもあるな、このゲーム…………」

 ……こうして美樹と恭介の戦いはこれから始まるのだっ!!
 負けるな美樹ちゃんっ!! 世界の運命は美樹ちゃんの手に委ねられるっ(笑)!!


〜 続く 〜



☆ 第十四話:それぞれの王国誕生

※ 時代設定は直樹と保奈美が結婚して20年、それぞれのヒロインが結婚し、子供を持っている。
  オリキャラオンパレードなんで、文頭にキャラネーム入れますご了承下さい。

オリキャラの詳しい情報⇒ http://komi5577.fc2web.com/Ori01.htm

☆ SS開始:会話は全てチャットです

 私は美樹、恭介先輩達が作ったMMORPGフリーファンタジーをプレイしているの♪
 恭介先輩はプログラマーだけあって、魔王化したの。
 同時に恭介先輩はゲームマスターでもあるのね……、神に挑む気分だわ。
 最強の国家『クロノ帝国』を作ったの、私はこの巨大な敵に挑む事にしたの……。
 私が一番夜遅くまでやっているが為に、私のレベルは格段に上がったわ♪
 ……朝寝坊するけど、授業中には何も支障ないから…………。
 今回の私達のパーティは私とお姉ちゃんと文弘お兄ちゃんと芽理ちゃんなの。

 美樹:レベル45・エンジェル・剣レベル25・炎魔法レベル20・光魔法レベル12
 美保:レベル26・人間・槍レベル10・氷魔法レベル12・光魔法レベル5
 芽理:レベル33・人間・鞭レベル16・雷魔法レベル16・闇魔法レベル8
 文弘:レベル36・人間・風魔法レベル27・光魔法レベル7

 私は要注意モンスター倒したり、困っているNPCを助けたりしたお陰で、
 聖なる神殿で天使の転生を可能にしたの、天使になったら格段に強くなったわ♪
 でも、恭介先輩の『魔神』には及ばないけど……。
 もう二つくらいクラスアップして『セラフィム』までチェンジしないと駄目ね……。
 とにかく私達はレベル上げまくって資金溜めていたの……。

直樹「どうだい? 調子は」
美樹「うん、調子いいわよ♪ 国家を作るのもあと少しで出来るわ♪」
保奈美「私達は出来たわよ『エメラルド王国』を建国したの♪」
美樹「すごーいお母さんにお父さん!! もう王国作ったんだ!!」
美保「凄いわね……、私達より先に建国なんて……」
直樹「国王が俺、そして仲間に保奈美、美琴と茉理と弘司と文緒がいるさ」
芽理「大将軍が五人もいるのね、強そう……」
文弘「そして恭子先生は『ネオ・ローズ王国』を建国したって話だが……」
直樹「恭子先生が女王、そして大将軍は結先生と結樹だ」
美樹「恭子先生は、また王国を建国したのね……」
保奈美「更に愛理ちゃんが『サファイア王国』を作ったの」
芽理「さっすがお姉ちゃんっ!! 早いっ!!」
美保「ねぇ美樹、私達も建国したらどうかしら?」
美樹「う〜ん……、私はもう少し資金集めてから作るわ、いきなり強国として…………」
直樹「俺達エメラルド王国とネオローズ王国とサファイア王国とは同盟国になっている」
保奈美「流石のクロノ帝国も、そう簡単に滅ぼせないね♪」
芽理「で……でも、あのドラゴン軍団にみんなやられちゃうんじゃ…………」
直樹「俺達同盟国は、ドラゴンキラー系装備などしてそう簡単にやられないようになっている」
保奈美「同盟国名は『サンクチュアリ連合』、そう簡単にはやられないわ♪」
直樹「資金集めなら、サファイア王国の傭兵でもやったらどうだ?」
美樹「愛理お姉ちゃんの国ね」
保奈美「まだ大将軍がいないの、近い期間にサファイア王国とデーモン王国と戦争が控えているの……」
美保「デーモン王国?」
直樹「芳樹の国だ、独立して王国を作ったが、クロノ帝国とは同盟国だ」
文弘「聞いた事ある、デーモン主体の兵力だな、それは……」
保奈美「芳樹君は『アークデーモン』に転生したって話しだし……」
芽理「敵は芳樹ねっ♪ 行くわよっ!! みんなっ!! サファイア王国にっ!!!」
美樹「ま……待ってよーーーーーっ!!!」

 こうして私達はサファイア王国の傭兵に志願したの……。
 戦争で勝てば破額の報酬がもらえるのっ♪
 芳樹率いるデーモン王国を倒せれば私も建国出来るっ♪

愛理「私達サファイア王国は、悪逆を繰り返すデーモン王国を倒す事にしたの、みんな、頑張ってね」
美樹「は〜い♪」
美保「頑張ります」
芽理「芳樹の国なんかメッタメッタのギッチョンギッチョンにしてやるわっ!!!」
文弘「最善を尽くそう……」
愛理「美樹ちゃんは天使だから、空軍をお願い、NPCユニットはペガサスナイトよ」
美樹「華麗ねっ、それ♪」
愛理「芽理ちゃんは歩兵部隊、美保ちゃんは騎馬隊、文弘君は魔法隊を指揮してね♪」
芽理「やってやるわーーーーーっ!!!」
美保「が……頑張ります(汗)」
文弘「指揮官か……、実践は初めてだな…………」
美樹「よ〜しっ!! 空から芳樹達を苦しめてやるんだからっ!!!」

……一方芳樹は…………。

手下A「芳樹様、どうやら今回の敵サファイア王国に久住美樹が参戦する様です!!」
芳樹「みきぼーまでいるとは……、サファイア王国、手ごわくなりそうやなぁ…………」
芳樹(愛理お姉ちゃん、ゲームとは言え出来るだけ戦いたくなかったわぃ…………)
芳樹「そろそろ出陣やっ!! 兵隊とデーモン達で攻撃開始やでーーーーーっ!!!」
手下A「はっ!!」

……そして美樹達は…………。

美保「愛理ちゃん!! デーモン王国が攻撃を仕掛けてきたわっ!!」
愛理「迎え撃つわっ!! みんな、準備はいい!?」
美樹「いつでもOKよっ!!」
芽理「PKの恨み、晴らしてやるわっ!!!」
文弘「よし、行くぞっ!!!」

……そして戦争が開始するのっ!!

芽理「歩兵隊!! 突撃っ!!!」
美保「き……騎馬隊!! 突撃っ!!」
文弘「魔法隊、出るっ!!」
美樹「空軍っ!! 出撃よっ!!!」
NPC達「わーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!」

……芳樹側は…………。

芳樹「行くでぇぇぇぇぇーーーっ!! サファイア王国っ!! 皆の者、突撃やーーーーーっ!!!!!」
NPC達「わーーーーーーーっ!!!!」
デーモン達「グアァァァァァァーーーーーーーッ!!!!!」

 そしてついにデーモン王国との戦いが始まったわっ!!!

 ギィンッ!! ザシュッ!! ボンッ!! ガブッ!! ゴンッ!! ズバァッ!!!

美樹「行け行けーーーーーっ!!!!!」

 あら♪ 部隊を率いるのって意外と楽ね♪
 部隊には簡単なコマンドを選択して、私は今まで通りのアクションやっていればいいのねっ♪
 わーっ♪ 私の部下のNPC達が勝手に戦ってくれるわー♪ 凄い、凄ーーーい♪
 よーしっ!! このまま敵のザコ敵をやっつけまくってやるわっ!!!

美樹「うりゃうりゃうりゃあぁぁぁぁぁぁーーーーーっ!!!!!」

 ガンッ!! ズバッ!! ザシュッ!! ドカンッ!! ドッカーーーーーーンッ!!!!!

美樹「これでも喰らいなさいっ!! フレアクラーーーッシュッ!!!!!」

 ドッカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!

美樹「やりぃっ♪ 今のでデーモン達を大量に倒したわっ!!!」
美樹「よ〜しっ!! このまま敵の大将首を頂くわよぉぉぉぉぉーーーーーっ!!!!!」

……一方芳樹側は…………。

芳樹「やっぱり、みきぼーの部隊やなぁ〜っ、ワテの所に来るのは…………」
部下「よ……芳樹様っ!! 空軍が総崩れですっ!! 空から敵が攻めて来ますっ!!!」
芳樹「こうなったら、ワテがみきぼーを倒したるっ!! ワテ自らが戦うでぇぇぇぇぇーーーーーっ!!!」

……そして美樹は…………。

美樹「見えたわっ!! よしっ!! このままデーモン城に突入よっ!!!」
美樹「とぉっ!!」

 私はデーモン城の窓から突入したの。
 そして待っていたのはやっぱり芳樹…………。

芳樹「来たでな〜、みきぼーーーーーっ!!!」
美樹「芳樹っ!! あんたを倒してデーモン王国は終わりよっ!!!」
芳樹「みきぼーはまだエンジェルでねーか、ワテはその上ランクのアークデーモンやでーーーっ!!」
美樹「その位、丁度良いハンデよっ!!」
芳樹「言うたなっ!! 覚悟しぃやっ!! みきぼーーーーーーーーーーーっ!!!!!」
美樹「覚悟、芳樹っ!!!」

 こうして私と芳樹の戦いが始まったわっ!!!
 フフン♪ 芳樹のテクニックじゃ私に当たらないわよーだ♪
 えいえいっ!! このまま体力削ってやるわっ!!!

芳樹「確かにハイテクやなみきぼー」
美樹「どうしたの♪ 私はまだ無傷よっ♪」
芳樹「でもな〜、これ、RPGだと言う事忘れてねーでか〜?」
美樹「え!?」
芳樹「行くでぇぇぇぇぇっ!! ダークフィールドや!!!」

 な……何コレ!?
 周りが暗黒に包まれたわっ!!!
 ああっ!! 私のHPがどんどん減っているっ!!!

芳樹「暗黒系上級魔法やでー、悪魔族以外の生命力を奪う結界を張ったんや」
芳樹「しかも能力はワテ等には能力修正+50%、みきぼーなどの天使の能力修正は−50%、つまり能力半減や!!」
美樹「う……うそっ!?」

 や……やられた…………。
 HPがどんどん減る上に芳樹の能力が上がり、私は半減…………。

芳樹「どうしたでぇ〜♪ はよワテを倒さないとみきぼーが死ぬでぇぇぇぇぇ♪」
美樹「ううううう〜っ!! こうなったら全力で攻撃よっ!!!」

 私は攻撃を繰り出すが、芳樹は逃げ回っている…………。
 ううううう〜っ、ずるいよぉぉぉぉぉ、正々堂々勝負してよぉぉぉぉぉ!!!!!
 HPを回復させながら攻撃……、でも芳樹はガードとかしてるからあまりHPを削れないよぉぉぉぉぉ!!!

芳樹「ほな♪」
美樹「え!? わあぁぁぁーーーーっ!!!」

 ドカーーーーーン!!!

美樹「ち……ちょっとぉっ!! 回復魔法を掛けている間にダークボールを掛けないでよっ!!!」
芳樹「だんだんみきぼーのパターン覚えてきたでぇ♪ このまま続けていればみきぼーのMPも切れるしな〜♪」
美樹「ううううう〜っ!! こ……こんにゃろーーーーーっ!!!」
芳樹「どうしたでな〜みきぼ〜〜〜♪ 最初の威勢はどうしたでな〜♪」
美樹「ひ……卑怯者ーーーーーっ!!!」
芳樹「卑怯では無いでぇ、これも一つの戦法や」
芳樹「みきぼーはレベル下でも、テクニックで補うから強敵扱いや、ワテにとってもボス戦同然や」
芳樹「このまま、みきぼーが尽きるまでヒットアンドアウェイやっ!!!」

 だ……駄目だわっ!!
 こ……このままでは芳樹に負ける…………。
 ううううう〜っ、アークエンジェルだったら負けないのにぃぃぃぃぃ!!!!!

??「トルネードウインドッ!!!」
芳樹「な……何やっ!? い……いきなり強烈な竜巻がっ!! わーーーーーっ!!!!!」

 ドッカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!

 な……何っ!?
 い……いきなり芳樹の竜巻魔法が掛けられた!?
 そして芳樹は地面に叩きつけられて大ダメージだわっ!!!

文弘「大丈夫かっ!! 美樹ちゃんっ!!!」
美樹「ああっ!! ふ……文弘お兄ちゃんっ!!!」

 わーいっ♪ 文弘お兄ちゃんが助けに来てくれたんだっ♪
 ああ♪ かっこいい男に守られるか弱気乙女♪ 一度やってみたかったのよ〜♪

芽理「喰らいなさいっ!! サンダーストームッ!!!」
芳樹「ぎゃーーーーーっ!! し……しびれるでなーーーーーっ!!!!!」
芽理「助けに来たよ、美樹!!」
美樹「芽理ちゃんもっ!!」
美保「やっと追いついた……、まだ決着着いてなかったのね…………」

 やったっ!! 私達のパーティ揃ったわっ!!!

美樹「でも気をつけて!! 早く決着つけないとHPがどんどん削られてやられちゃうからっ!!!」
文弘「ダークフィールドだな……美樹ちゃんっ!! 四人合体魔法を使うんだっ!!!」
美樹「そ……そうだわっ!! 私達には合体魔法があったんだわっ!!!」
美樹「みんなっ!! 力を貸してっ!!!」
芽理「よし来たっ!!」
美保「うん、美樹ちゃんっ!!」
芳樹「が……合体魔法やとーーーーーーーーーーっ(汗)!!!!?」

 私達四人は合体魔法の詠唱に入る……、そしてっ!!!

美樹「喰らいなさいっ!! アルテマフレアァァァァァーーーーーーーーーーッ!!!!!」

 ドゴォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!

芳樹「こ……こんなのアリかいなーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!」

 や……やったわっ!!!
 今の一撃で芳樹は肉体すらも消滅する凄い威力の魔法だわっ!!!
 勝ったわっ!! 私達はデーモン王国に勝ったわっ!!!
 そして私達はサファイア城に帰還したの…………。

愛理「ありがとうございました、これはお礼の謝礼です」
美樹「ありがと♪ 愛理お姉ちゃん♪」
芽理「す……凄いっ!! 250万ゴールドももらっちゃったわっ!!!」
美保「国家を作ると、収入も入るから凄い額ね…………」
文弘「確かにそうだな、普通の冒険者では稼ぐのは大変だから、250万なんて……」

……一方芳樹はPK扱いになり、デーモン王国は消滅した…………。
そしてクロノ帝国では…………。

芳樹「やられたでなーっ!! 恭介先輩っ!! 合体魔法なんてあったんかいなっ!!!」
恭介「ああ、合体魔法も作ったぞ」
恭介「パーティ組んで協力して合体魔法必殺攻撃なんてのもあるぞ〜〜〜!!!」
恭介「だが俺達も使える、芳樹、祐介の『ダーク帝国』に行くんだ、祐介と協力プレイだ」
芳樹「分かったでなっ!! 今度こそ、みきぼーを倒したるーーーーーっ!!!!!」

……そして美樹は…………。

美樹「出来たわっ!! 私達の王国っ!! その名も『クリスタル王国』!!!」
芽理「出来立てのほやほやね♪」
美保「いい城が出来たわねっ♪」
文弘「ああ、これが自分達で作った王国か…………」

 お城や設備のモンタージュも出来るの♪
 綺麗なお城に、城下街も作って、その中心に大きな噴水♪
 ああ、私のクリスタル王国……輝いているっ♪

美樹「私が女王で、文弘お兄ちゃんはその夫、お姉ちゃんと芽理ちゃんは大将軍ね♪」
美保「こ〜らっ、そんなの駄目よっ♪」
美樹「文弘お兄ちゃんには私しか釣り合わないわっ♪ きゃはっ♪」
美保「だ〜めっ、文弘君も大将軍扱いになるのっ!!!」
芽理「あの〜っ、このゲームって、国王は一人しかなれないんだけど……」
文弘「そう言えばそうだな、俺は美樹ちゃんの大将軍って訳で…………」

 ううう〜っ、ノリが悪いよぉぉぉ、文弘お兄ちゃん…………。

芽理「あっ!! モンスター達が襲撃して来たわよっ!!!」
美樹「いい度胸しているじゃないのよっ! このクリスタル王国を襲うなんてっ!! 返り討ちよっ!!!」

 私達は即出撃してモンスターを撃破したわ、芳樹に比べれば楽勝楽勝♪
 ……わわっ!! な……何っ!! 横から弓攻撃がっ!?

男A「や〜いっ!! 美樹のペチャパイッ!!」
男B「美樹のゲームキチガイ!!」
男C「ちび〜っ、ちび〜っ!!!」
女A「や〜い、コンプレックスガーーールッ!!!」
女B「さのばびっち〜〜〜っ!!!」
女C「きっすまいあ〜〜〜す! ふぁっきゅ〜〜〜〜〜!!!!!」

 むっかぁぁぁぁぁーーーーーっ!! な……何ですってぇぇぇぇぇっ!!!
 な……なんてマナーの悪いプレイヤーなのっ!!!
 許せないっ!! あの六人っ!! 即PKよっ!!!

男女A〜C「逃げろーーーーーーーーーーっ!!!!!」
美樹「ああっ!! ま……待てーーーーーーーーーっ!!!!!!!!!!」

 ああっ!! 六人がテレポートの魔法で逃げたっ!!!
 む……ムカツクーーーーーッ!!! あ……あいつ等の仕業ねっ!! モンスター襲撃はっ!!!

文弘「トレインか……、やれやれ…………」
美樹「トレイン?」
文弘「MMORPGの嫌がらせの一つだ、モンスターをプレイヤーに引き連れて自分はテレポート等で逃げると言う……」
美樹「くやしーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ(激怒)!!!!!!!!!!」


……こうしてデーモン王国を撃破し、自分の王国を築いた美樹達であった…………。
しかしその活躍をねたむプレイヤーが出る始末にもなった…………。
例の六人は偽名使っているから誰だか分からなかったのだ…………。

男A「便利だな、名前変更機能♪」
男B「そうだなっ♪ 恭介先輩に頼んで機能追加してもらって正解だったよ♪」
男C「またやろうぜっ!! 美樹をからかって遊ぶの♪」
女A「うんうん♪」
女B「面白かったーーーーっ♪」
女C「美樹ったら、本気で悔しがっていたから♪」


〜 続く 〜



☆ 第十五話:クリスタル王国

※ 時代設定は直樹と保奈美が結婚して20年、それぞれのヒロインが結婚し、子供を持っている。
  オリキャラオンパレードなんで、文頭にキャラネーム入れますご了承下さい。

オリキャラの詳しい情報⇒ http://komi5577.fc2web.com/Ori01.htm

☆ SS開始:会話は全てチャットです

 私は美樹、恭介先輩達が作ったMMORPGフリーファンタジーをプレイしているの♪
 私の国がついに出来たの♪ 国名は『クリスタル王国』
 でも、今日は私一人でプレイ、あ〜あ、パーティ無しか…………。

 美樹:レベル52・エンジェル・剣レベル28・炎魔法レベル24・光魔法レベル16

美樹「う〜ん、税率はこの位ね…………」

 私は国家運営シミュレーションに入る、税率もうまくやらないと反乱起きるし……。
 でも意外と簡単操作で出来るわ、このゲームは簡単操作が売りね♪

美樹「よしっ♪ とりあえず出来上がりよ♪」
美樹「冒険に出る時も『影武者』を立てれば大丈夫だし、早速外に出るわ♪」

 私は自分の作った王国を周って見る、うっわ〜っ♪
 うんうん、自分の国は綺麗だわ〜♪
 NPC達も、他のプレイヤー達も楽しんでいるわね♪

商人「いらっしゃいーっ♪ 掘り出し物があるぞー!!」

 あれ? 私は露店なんて作っていないけど…………?
 もしかしたら…………?

美樹「ねぇ、あなたもプレイヤーさんなの?」
商人「そうだぜー!! 空いているスペース使ってお店開く事も出来るんだぜー!!」
商人「冒険で手に入れた珍しいアイテムなんかを売るんだ、お客さんもどうだー?」
商人「おや!? よく見たらあんたは美樹国王じゃないかー 凄い活躍じゃないかー!!」
美樹「えへ♪ ありがとー♪」

 私は商品と値段を見てみる、確かに珍しいだけあって高いわね……。
 あっ!! 結界効果無効首飾りだってっ!!
 前に芳樹と戦った時は結界で苦しんだんだよねー。

美樹「これちょうだいっ♪」
商人「毎度ー♪」

 私は『結界無効首飾り』を購入、早速装備する。

商人「また来てよー♪」
美樹「うん」

 私はその場を去った。
 ……んっ!? ひ……悲鳴!?

商人「ぎゃーーーーーっ!! な……何するんだーーーっ!!!」 

 私はまず物陰から見てみる。
 ああっ!! あの商人がPKされたーーーーーっ!!!
 それにっ!! あの六人組は前に私を侮辱した連中だー!!!

男1「やったぜぇ!! アイテムゲット!!」
男2「PKがあるの忘れたかー?」
男3「へっへっへ!! いい気味だっ!!」
女1「もうけもうけ♪」
女2「えへへ、新しい武器ゲット!!」
女3「レアアイテム沢山♪」

 ゆ……許さないっ!! この間の事と言いっ!!!
 これでも喰らいなさいっ!! ファイアーボールマシンガンッ!!!

 ボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボ!!!!!!!!!!

男1「ぎゃーーーーーっ!!!」
女1「な……何コレッ!? たくさんの炎がっ! きゃーーーーーっ!!!」
男3「ぎゃーーーーーっ!!! や……殺られたーーーーーっ!!!!!」
男2「だ……誰だっ!! 奇襲攻撃とはっ!! 卑怯なっ!!!」
美樹「どっちが卑怯なのよ(怒)」
女2「ゲッ!? み……美樹!?」
女3「な……何で街中にっ!?」
美樹「自分の王国見回って何が変?」

 今の攻撃で三人仕留めたわっ!!!
 残りは三人っ!! 全部倒してこの間の借りを返すわっ!!!」

美樹「この悪党共っ!! 覚悟しなさいっ!!!」
男2「や……やべぇっ!! に……逃げろーーーーーっ!!!!!」
美樹「ちっちっちっ♪」
女2「えっ!? て……テレポートが出来ないっ!?」
美樹「テレポート封じの結界魔法を使わせてもらったわよ♪ 当然アイテムによる逃走も不可能よ♪」
女3「や……やられた…………(汗)」
美樹「ふっふっふ♪ この間のお礼をしてあげましょうかねぇ♪」
男2「だ……だが相手は一人だっ!! 俺達の合体魔法でっ!!!」
美樹「そうは行かないっ!! 必殺っ!! ファイアスラッシューーーーーーッ!!!!!」

 ドッカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!

男2「い……いきなり先制攻撃なんて卑怯なりーーーーーーーーーーっ!!!!!」

 ふふん♪ 楽勝楽勝♪ 一人撃破♪ 残りは後二人♪

女2「ち……ちょっとぉっ!! ま……まさかか弱い乙女を殺すって言うのっ!!」
女3「ひっどーーーーーいっ!! 横暴!! 凶暴!! 怪獣ーーーーーっ!!!!!」
美樹「私だってか弱き乙女よぉぉぉぉぉーーーーーーーーーーーっ!!!!!」

 ドッカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!

女2「あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んっ!! せ……折角のアイテムがあぁぁぁぁぁーーーーーっ(涙)!!!!!」

※ PKされると、アイテムが数個消失する場合があります。

美樹「後はあんたよぉ〜っ、覚悟は出来ているでしょうねぇぇぇぇぇ(にっこり♪)」
女3「…………(滝汗)」
美樹「死になさいっ!! 必殺っ!! ファイアフレアエクストリームッ!!!!!」

 ザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュ!!!!!
 ドッカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!

女3「八つ裂きなんて、信じられなーーーーーーーーーーいっ(涙)!!!!!」

 ふぅ、やっと全滅ねっ♪
 とりあえずあの商人のアイテムを全て奪い返したわっ!!!

商人「あっ! 美樹国王っ!! お……俺のアイテムは…………?」
美樹「取り返したわよ♪ これ、返すね♪」
商人「あ……ありがとーーーーーっ!! それじゃぁお礼にエリクサー一個やるよ」
美樹「ありがとー♪」

 やった♪ エリクサーはキャラクターのHPとMPを全回復し、状態異常も治る優れものよっ!!
 その為に、このゲームでは非常に入手困難なの…………。

商人「とりあえず今日の商売は終わりだ、それじゃぁ」
美樹「またねー!!」

 そして商人は去って行った…………。

美樹「これで人助けして、善行ポイントが上がったわっ♪ もう少しで『アークエンジェル』に転生かのうねっ♪」

 こうしてマナー違反のパーティを全滅させた美樹であった…………。
 しかしこれが、あの六人が美樹に対する復讐心を実らせたきっかけとなった…………。
 キャラを殺してもPK扱いになる程度だからだ……。
 そしてダーク帝国では…………。

男1「俺達を雇ってくれーーーーーっ!!!」
男2「美樹にPKされたーーーーーっ!! 復讐してぇぇぇぇぇっ!!!」
男3「あんなペチャパイチビにやられたーーーーーっ!!!」
女1「ムカツクーーーーーッ!! 美樹ーーーーーーーーーーーっ(怒)!!!!!」
女2「ぶっ殺したいーーーーーーーっ!!!」
女3「私なんて八つ裂きにされたわよっ!! 祐介様ーーーっ!! 美樹をやっつけてぇぇぇぇぇ!!!!!」
祐介「いいだろう、近い内にクリスタル王国と戦う事になる、部隊長を任せよう……」
芳樹「みきぼー……、どんどん怨まれて行くでなぁ…………(汗)」


〜 続く 〜



☆ 第十六話:対決っ!! ダーク王国!!

※ 時代設定は直樹と保奈美が結婚して20年、それぞれのヒロインが結婚し、子供を持っている。
  オリキャラオンパレードなんで、文頭にキャラネーム入れますご了承下さい。

オリキャラの詳しい情報⇒ http://komi5577.fc2web.com/Ori01.htm

☆ SS開始:会話は全てチャットです

 私は美樹、恭介先輩達が作ったMMORPGフリーファンタジーをプレイしているの♪
 私はついにアークエンジェルにクラスアップ♪ ますますパワーアップしたわ♪
 美保お姉ちゃんはまだ人間のまま、お姉ちゃんの場合は天使か妖精になれるのに……。
 そんでもって芽理ちゃんがピクシーにクラスアップ、芽理ちゃんも強くなったわ♪
 妖精は、光と闇の中立の上位種族なの、ちなみに体の大きさは同じなの。
 だから、人間より妖精の方が強いわよ。
 そして文弘お兄ちゃんがエンジェルにクラスアップ♪ 前より格段に強くなったの♪

 美樹:レベル55・アークエンジェル・剣レベル30・炎魔法レベル25・光魔法レベル20
 美保:レベル30・人間・槍レベル13・氷魔法レベル15・光魔法レベル10
 芽理:レベル39・ピクシー・鞭レベル18・雷魔法レベル19・闇魔法レベル12
 文弘:レベル43・エンジェル・風魔法レベル31・光魔法レベル12

 そして私達はクロノ帝国の手下の『コルシア帝国』と戦っていたの。

美樹「これで終わりよっ!! 合体魔法っ!! アルテマフレアァァァァァ!!!!!」

 ドッカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!

国王「ギャアァァァァァーーーーーーーーーーッ!!!!!」

 決まった♪ 合体魔法っ♪

芽理「またまた勝ちやがりましたね、美樹♪」
美樹「楽勝楽勝♪ みんな弱いわねぇ♪」
美保「コルシア帝国壊滅ね、これで国家予算がまた上がるわ♪」
文弘「より強力なNPCを雇えるんだな」
美樹「そうそう♪ この調子で打倒クロノ帝国を果たすわよっ!!!」

 こうしてまた一つ、悪の国を倒したの♪
 そして部隊を再編成、今度はいよいよ…………。

文弘「ついにこの時が来たな、祐介の『ダーク帝国』と戦う時が…………」
芽理「芳樹もいるわよ、しかも芳樹の奴、デーモンロードにクラスアップしたんだって!!」
美保「祐介君もデーモンロードらしいわ……、強敵ね、今度の敵は…………」
美樹「でも大丈夫っ!! 戦略で戦力を補うからっ♪」

 私はSRPGも得意なのよ〜♪
 こう言うゲームの戦略も面白いっ♪
 複数の部隊同士が戦うから、部隊の動かし方で圧倒的有利になったりするの♪

文弘「デーモンロードとなると、そろそろドラゴンが出てこないか?」
芽理「げっ(汗) ど……ドラゴン(汗)」
美保「美樹ちゃんは、エンジェル部隊率いられるけど……ドラゴンの力には…………」
美樹「そこなのよね〜っ、敵にドラゴン部隊がいた場合、どうするか…………」

 あの旧ローズ王国をいとも簡単に葬ったドラゴン部隊…………。
 ついに戦う時が来た……、どんな戦略で勝てるのかなぁ…………?

?「お困りですね、クリスタル王国の皆さん♪」

 そ……その声は!?

美樹「ゆ……結先生!?」
結「はい♪ 助太刀に来ましたよ♪ 我がサンクチュアリ連合の新しい同盟国さん♪」
結樹「私もいるわよ、ダーク帝国との戦いに私達も参加するわ♪」
美樹「あ……ありがとー!!」
美保「これで対等に戦えるわねっ♪」
芽理「野乃原親子がいれば百人力よっ!!」
文弘「そうだな……、今度の敵は強敵だからな……」

 結 :レベル62・エルフ・炎魔法レベル30・雷魔法レベル28・氷魔法レベル25・闇魔法レベル23
 結樹:レベル50・アークエンジェル・槍レベル27・雷魔法レベル22・光魔法レベル18

 結先生のハイエルフは芽理ちゃんのピクシー、つまり妖精の上級クラスなの、私のアークエンジェルより一つ上のクラスよ♪
 ピクシー→フェアリー→エルフ→ハイエルフ……こんな具合に…………。
 普通のエルフは羽が無いけど、このゲームのエルフは上級種族だから羽があるのよ♪
 ちなみに悪魔系はデーモン→アークデーモン→デーモンロード→魔神……って感じなの。
 だから恭介先輩はとってもレベルが高いのよ、流石はゲームマスター…………。
 ちなみに現在判明している天使クラスはエンジェル→アークエンジェル→セラフ→メタトロン……って感じなの……。

結「妖精クラスがあって良かったです、悪魔にしかなれないかと思いましたから」
結「悪魔系は大量に人殺ししないとなれませんから、誰でもなれる妖精系に転生したんです」
美樹「な……成る程…………」

 結先生は初期段階で大量殺人したから天使にはなれないの、だから妖精に……(第十二話参照)

結「私がドラゴン召還して、ドラゴン部隊を率いますから」
芽理「やったっ!! ドラゴンが仲間にっ!!!」
文弘「でも敵には二人のデーモンロードがいる、つまり二部隊ドラゴン部隊がいるぞ…………」
美樹「一部隊ぐらいなら私達の戦術で補えるわっ!!」
美保「何だかダーク帝国に祐介君や芳樹君の下に六人の幹部がいるそうな…………」
美樹「あいつ等ね♪ 強盗して私にあっけなくやられた大バカ六人衆♪」
美樹「奴等はザコよザコッ♪ アウト・オブ・眼中よっ♪」
文弘「油断大敵だぞ美樹ちゃん」
美樹「でも本当にザコなのよ〜奴等、ヘタだしレベル低いし、部隊もロクに扱えないわよ♪」

 そう、あの六人は本当にザコなのよね〜♪
 私一人に手も足も出なかったもんね〜♪

美樹「よしっ、行くわよっ!! ダーク帝国に攻撃開始よっ!!!」

 こうして私達はついにダーク帝国との戦いに挑んだのっ!!!

芳樹「ついにこの時が来たでな〜、みきぼー…………」
祐介「デーモンロードの力を見せてやる……、覚悟しろよ〜っ、美樹っ!!!」
男1「美樹めっ!! 殺してやるっ!!!」
男2「この間の仕返しだっ!!!」
男3「大恥さらさせてやるぜぇ!!!」
女1「あんなチビに負けるもんですかっ!!」
女2「ペチャパイ女に一泡吹かせてやるわっ!!」
女3「ゴゥトゥヘルよっ! ちび美樹めぇぇぇぇぇっ!!!!!」

 こうして両者は部隊を率いて戦争が始まったのっ!!!
 今までとは比べ物にならない規模の大戦争だわっ!!!
 私達の数はおよそ2500、敵の数はおよそ3200はいるわっ!!!
 そのぐらいちょうど良いハンデよっ!!

芽理「突撃よぉぉぉぉーーーーっ!!」
美保「みんな、頑張って!!!」
文弘「魔法攻撃・一斉射撃っ!!!」
結樹「敵はそっちよっ!! 取り囲むのよっ!!!」
結「行きますよぉぉぉ!! ドラゴンの力を思い知りなさいっ!!!」
美樹「芽理ちゃん!! 美保お姉ちゃんっ!! 今よっ!! 敵を取り囲むのよっ!!!」
芽理「ラジャー!!」
美保「こっちよっ!! みんなっ!!!」

 ギィンッ!! ザシュッ!! ボンッ!! ガブッ!! ゴンッ!! ズバァッ!!!
 ガンッ!! ズバッ!! ザシュッ!! ドカンッ!! ドッカーーーーーーンッ!!!!!
 ゴオォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーッ!!、ゴオォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーッ!!!!!

男1「わ……わーーーーーっ!!!!!」
女1「ち……ちょっと…………わーーーーーーっ!!!!!」

 ドッカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!

男1「お……おのれーーーーーっ!! 美樹ーーーーーーっ!!!!!」
女1「何で勝てないのよーーーーーーーーーーっ!!!!!」

 へへん♪ やっぱりザコね♪ もう壊滅してやんのっ♪

芳樹「な……何やっているでなっ!! もう二部隊壊滅かいなっ!!!」 
祐介「まぁ、ザコにしては良くやったと…………」

 ギィンッ!! ザシュッ!! ボンッ!! ガブッ!! ゴンッ!! ズバァッ!!!
 ガンッ!! ズバッ!! ザシュッ!! ドカンッ!! ドッカーーーーーーンッ!!!!!
 ゴオォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーッ!!、ゴオォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーッ!!!!!

男2「ギャアァァァァァーーーーーッ!! こ……この恨み忘れないぞーーーーーーーーーーっ!!!!!」
女2「ペチャパイのくせにぃぃぃぃぃーーーーーーーーーーーっ!!!!!」

 ギィンッ!! ザシュッ!! ボンッ!! ガブッ!! ゴンッ!! ズバァッ!!!

芳樹「……や……役に立たん連中でな…………(汗)」

 ギィンッ!! ザシュッ!! ボンッ!! ガブッ!! ゴンッ!! ズバァッ!!!
 ガンッ!! ズバッ!! ザシュッ!! ドカンッ!! ドッカーーーーーーンッ!!!!!
 ゴオォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーッ!!、ゴオォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーッ!!!!!

男3「ば……バカなあぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーっ!!!!!」
女3「嫌な感じーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!」

 ギィンッ!! ザシュッ!! ボンッ!! ガブッ!! ゴンッ!! ズバァッ!!!
 ガンッ!! ズバッ!! ザシュッ!! ドカンッ!! ドッカーーーーーーンッ!!!!!
 ゴオォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーッ!!、ゴオォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーッ!!!!!

美樹「敵戦力は後半分よっ!! みんなっ!! 頑張ってっ!!!」
結「いいえっ!! まだまだこれからが本当の勝負ですっ!! そろそろ敵のドラゴン部隊が出てきますっ!!!!!」
文弘「来たぞっ!! ドラゴンの大群だっ!!!」
美保「あれ? 芳樹君達がいないわ…………?」
結樹「NPCを部隊長にも出来るのっ!! 先頭のエンシェントドラゴンが部隊長よっ!!!」
美樹「やってやろうじゃないのよーーーーーっ!!!!!」

 ギィンッ!! ザシュッ!! ボンッ!! ガブッ!! ゴンッ!! ズバァッ!!!
 ガンッ!! ズバッ!! ザシュッ!! ドカンッ!! ドッカーーーーーーンッ!!!!!
 ゴオォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーッ!!、ゴオォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーッ!!!!!

美保「きゃあぁぁぁぁぁ!! も……もう駄目っ!! せ……戦線離脱するわっ!!!」

 ……やっぱりドラゴン部隊は強い…………。
 美保お姉ちゃんの部隊がやられてお姉ちゃんは撤退だわ…………。
 でもまだまだよっ!! 負けるもんかっ!!!

芽理「わ……わーーーーーっ!! も……もうだめぇーーーーーっ!! て……撤退よぉぉぉぉぉっ(汗)!!!」

 芽理ちゃんまで…………、くっ!! つ……強いっ!! ドラゴン部隊…………。

結「久住さん!! 広瀬君!! 結樹ちゃん!! 合体部隊魔法で一気にカタを付けるわよーーーーーーっ!!!!!」
美樹「う……うんっ!!!」
文弘「分かったっ!!」
結樹「お母さんに力を集中させてっ!!!」

 私達は結先生に力を集中する…………。

美樹「今よみんなっ!! 一斉攻撃よっ!!!」
結「行きますっ!!! アルテマメガフレアァァァァァーーーーーーーーーーッ!!!!!」

 ゴオォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーッ!!、ゴオォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーッ!!!!!
 ドッカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!

 部隊の一斉魔法攻撃やブレス、そして結先生の巨大な合体魔法が敵ドラゴン達にヒットッ!!!
 や……やったっ!!! これで一気に敵は壊滅よっ!!!
 後残ったのは祐介と芳樹っ!! 決戦よっ!!!
 そして私と文弘お兄ちゃんと結樹先輩と結先生がダーク城に突入したの…………。

祐介「ようこそ、ダーク城へ…………」
芳樹「今度は前回の様にはいかへんでぇっ!! 覚悟みきぼーーーーーっ!!!!!」
美樹「行くわよっ!! 負けないんだからっ!!!」
祐介「我が魔力にひれ伏せっ!! 美樹っ!!!」

 こうして四対二の戦いが始まったの…………。
 デーモンロードの二人組みは強敵……、負けるもんですかっ!!!

 ……この決戦は次回の十七話で、でわっ!!


〜 続く 〜 



☆ 第十七話:対決っ! 二人のデーモンロード!!

※ 時代設定は直樹と保奈美が結婚して20年、それぞれのヒロインが結婚し、子供を持っている。
  オリキャラオンパレードなんで、文頭にキャラネーム入れますご了承下さい。

オリキャラの詳しい情報⇒ http://komi5577.fc2web.com/Ori01.htm

☆ SS開始:会話は全てチャットです

 私は美樹、恭介先輩達が作ったMMORPGフリーファンタジーをプレイしているの♪
 私達クリスタル王国はダーク帝国との戦いに挑んだの。
 そして部隊戦闘、つまりマスコンバットに勝利したのっ♪
 後残ったのは城主戦、つまり祐介と芳樹との戦闘が残っているの。
 魔神二人とは言え、負けるもんですかっ!!!

 美樹:レベル55・アークエンジェル・剣レベル30・炎魔法レベル25・光魔法レベル20
 文弘:レベル43・エンジェル・風魔法レベル31・光魔法レベル12
 結 :レベル62・エルフ・炎魔法レベル30・雷魔法レベル28・氷魔法レベル25・闇魔法レベル23
 結樹:レベル50・アークエンジェル・槍レベル27・雷魔法レベル22・光魔法レベル18

芳樹「覚悟しいやっ!! 喰らえぇなっ!! ダークフォースッ!!!」
美樹「何のっ!! マジックバリアッ!!」

 ドッカーーーーーーンッ!!!

美樹「こんなのへっちゃらよっ!!!」
文弘「よし、こっちは合体魔法の詠唱が終わったぞっ!!!」
結樹「喰らいなさーーーーーいっ!!!」
結「合体魔法っ!! アルテマフレアァーーーーーッ!!!!!」

 ドッカーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!

 決まったっ!! これで…………!?

美樹「な……何ですって!? む……無傷!?」
祐介「残念だったな、俺と芳樹のWダークバリアで防がせてもらったよ」
美樹「やってくれるわね…………」
祐介「行くぞっ!! ダークフィールドッ!!!」

 またあの結界ねっ!!
 でも私だって結界魔法を使えるわっ!!!

美樹「何のっ!! シャインフィールドッ!!!」
芳樹「みきぼーもフィールド魔法かいなっ!! ムダやでっ!! 更にダークフィールドやっ!!!」
美樹「わわわわわっ!! ま……また暗黒結界!?」
結樹「私だってアークエンジェルよっ!! シャインフィールドッ!!!」
祐介「ちぃっ!! 相殺されたかっ!!!」

 結局は結界相殺されて元のフィールドになったの……。

芳樹「結界なんぞ無くても、いくらでも倒す手段はあるでぇーーーーーっ!!!」
祐介「デーモンロード二人が力合わせるとどうなるか、思い知らせてやるっ!!!」
芳樹「行くでぇっ祐介っ!!!」
祐介「喰らえっ!! 合体魔法・ダークエタナールッ!!!」
結「お……大きいのが行きますよーーーーーっ!! み……皆さん!! 防御魔法をっ!!!」

 ドッカーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!

文弘「ぐあぁぁぁぁぁっ!! ふ……防ぎきれなかった…………」
美樹「ふ……文弘お兄ちゃんっ!?」
文弘「あ……後は任せた…………」
美樹「いやあぁぁぁぁぁーーーーーっ!! 文弘お兄ちゃーーーーーん!!!!!」

 や……殺られた……文弘お兄ちゃんが…………。
 ううううう〜っ!! もう許さないんだからっ!!!

美樹「こんのぉぉぉぉぉ芳樹ーーーーーっ!! 喰らいなさいっ!! 必殺・フレアスラッシュエクストリームッ!!!!!」

 ズバババババババババババババババ、ドッカーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!

芳樹「ぐあぁぁっ!! や……やりおったなっ!! だがまだまだ倒れへんでぇぇぇぇぇーーーーーっ!!!!!」
美樹「くっ!! し……しぶといっ!!!」

 さ……流石デーモンロード…………。
 これまでに無い強敵だわ…………。

結樹「これならどおっ!! 必殺・サンダーサウザンドスラッシュッ!!!!!」

 グザグサグサグサグサグサグサ、ドッカーーーーーーーーーーンッ!!!!!

祐介「ぐっ!! 成る程、美樹以外に必殺コンボ持っているとは……、だがまだまだだぁっ!!!」
芳樹「今度はこっちの番やっ!! 祐介!! 合体魔法必殺剣だっ!!!」
祐介「死ぬがいいっ!! Wダークスラッシュエクストリームッ!!!!!」

 ズバババババババババババババババ、ドッカーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!

結樹「きゃあぁぁぁぁぁーーーーーーっ!! そ……そんな…………」
結「ゆ……結樹ちゃんっ!?」

 う……うそっ!? 結樹先輩まであんなに簡単に殺られるなんて…………。
 こ……この二人強いっ!!

芳樹「どうしたでな〜♪ そっちも後二人やでえ〜♪」
祐介「結先生は俺達と同クラスだけど、美樹は下のクラスだしな……」
美樹「ナメないでよっ!! まだまだ勝負はこれからなんだからっ!!!」
結「負けるもんですかあぁぁぁぁぁっ!!!」

 こうして私&結先生VS祐介&芳樹の戦いが続く…………。
 こ……この二人うまくなっている……、強いっ!!!
 でもっ!! 私だって更にうまくなっているのよっ!!!

美樹「結先生っ!! 私に魔力をっ!!!」
結「はいっ!! 行きますよぉぉぉーーーーーっ!!!」
美樹「よしっ!! 行くわよっ!! 合体魔法必殺剣・アルテマフレアエクストリームッ!!!!!」

 ズバババババババババババババババ、ドッカーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!

芳樹「わーーーーーーっ!!! し……しもうたっ!! やられたでなーーーーーっ!!!!!」

 やったっ!! 芳樹にクリーンヒットよっ!!!

芳樹「みきぼーーーーーっ!! 覚えてろーーーーーなっ!! 次こそ絶対倒したるからなーーーーーっ!!!!!」

 よしっ!! まずは芳樹を仕留めたわっ!!!
 残りは祐介っ!!!

祐介「今の合体魔法必殺剣で隙ありだっ!! 喰らえっ!! マジックメガドレインッ!!!」
美樹「わわわわわっ!?」
結「うわわわわわわわわわーーーーーーーーーーっ!?」

 や……やられた…………。
 今の魔法でMPの殆どが祐介に奪われた…………。

祐介「よし、これで終わりにしてやるぞっ!! 結先生っ、美樹ーーーーーっ!!!!!」

 ま……まずいっ!! これじゃぁ祐介の魔法を防げ無いわっ!!!
 何とかMPを回復しないと…………。

結「仕方無いですっ!! エリクサーを使いますっ!!!」

 そ……そうだわっ!! 回復アイテムよっ!!
 私も前に商人さんからエリクサーをもらったんだわっ!!!
 私も今ここで使用するわっ!!!

祐介「これで終わりだっ!! メガダークフォーーーーースッ!!!!!」
結「何のっ!! メガシールドッ!!!」
美樹「メガシールドッ!!!」

 ドッカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!

祐介「な……何だとっ!? い……今の攻撃を防いだだとっ!?」
結「エリクサーを使いました、だからMPが回復したんですっ♪」
美樹「同じく♪」
祐介「お……おのれぇぇぇぇぇーーーーーーーーーーーっ!!!!!」
美樹「今よっ! 結先生っ!! もう一度私に魔力をっ!!!」
結「はい、思いっきりやっちゃって下さいっ!!!」
美樹「よしっ、今よっ!! 合体魔法必殺剣・アルテマフレアエクストリームッ!!!!!」
祐介「し……しまったっ!? 今のメガダークフォースで隙が出来たかっ!?」

 ズバババババババババババババババ、ドッカーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!

祐介「お……おのれぇぇぇぇぇーーーーーっ!!! こ……この借りはいつか返すぞーーーーーーーーーーっ!!!!!!!」

 や……やったっ!! 私達の勝ちだっ!!
 はぁはぁ……、て……手強かった…………(汗)

結「やりましたね、久住さん♪ これでダーク帝国は壊滅です♪」
美樹「助かりましたっ♪ 結先生と結樹先輩の応援のお陰で勝てましたっ♪」
結「ダーク王国の財産は、ネオ・ローズ王国とクリスタル王国の半分ずつですね」
美樹「うん、そうね♪」

 こうしてついにダーク帝国を倒した美樹達であった…………。
 そしてクロノ帝国では…………。

芳樹「やられたでなーーーーーっ!! 悔しいでぇぇぇぇぇーーーーーっ!!!!!」
祐介「まさかエリクサー所持とはな……、侮れないな、連中…………」
恭介「フフフフフ、面白くなってきたな……、強くなったな、美樹ちゃん…………」
恭介「さぁ、ここまで来るがいいっ、美樹ちゃんっ!! ふはははははははははははーーーーーーっ!!!!!」

 そしてクリスタル王国では…………。

美樹「ああっ!! 私がいない間にいちゃついているっ!! 美保お姉ちゃんっ!!!」
美保「ごめんね美樹♪ 暇だったからっ♪」
文弘「PK扱いになったからここに戻って来た、美保と美樹ちゃんの無事を祈っていたさ」
美樹「そ……そうだったんだっ!! ありがとっ♪」
芽理「はぁ〜っ、あたしももっとレベル上げないと駄目ね、こりゃ…………」
美樹「美保お姉ちゃんもね、いい加減転生しないとザコキャラに成り下がるわよ」
美保「う〜ん、天使と妖精、どっちがいいんだろう?」
文弘「美保の場合は善行重ねているから天使の方がいいだろう、妖精より能力が上だから」
美保「能力上なら天使の方がいいのね、わかったわっ♪」
美樹「いよいよ、クロノ帝国との決戦かしら…………」

 こうしてダーク帝国を倒し、打倒クロノ帝国の夢が近づいた!!!
 しかし恭介の力は強大だ!! 何せゲームマスターなのだから…………。
 頑張れ美樹ちゃん!! 世界平和は君の手に掛かっている(笑)!!!!!

男1「いつか見てろよぉぉぉぉぉ!!!!!」
男2「美樹の奴っ!! 絶対に殺してやるっ!!!」
男3「こうなったら、クロノ帝国に参戦だっ!!!」
女1「ペチャパイチビのくせに生意気よっ! 美樹っ!!!」
女2「ムカツクーーーーーーーーーーッ!!!!!」
女3「ファックユーーーーーッ、美樹ーーーーーーッ!!!!!」

 ……懲りない連中であった…………。


〜 続く 〜



☆ 第十八話:ちょっと一息

※ 時代設定は直樹と保奈美が結婚して20年、それぞれのヒロインが結婚し、子供を持っている。
  オリキャラオンパレードなんで、文頭にキャラネーム入れますご了承下さい。

オリキャラの詳しい情報⇒ http://komi5577.fc2web.com/Ori01.htm

☆ SS開始

 私は久住美樹、MMORPGフリーファンタジーを楽しんでいるの。
 あの激闘が終わった次の日で、昼食時間にカフェテリアでみんなで話していたの。
 今回はリアルでの会話って事で……。

芳樹「それにしても、ホンマに凄いでな〜、みきぼー」
祐介「あの合体魔法や必殺技などたくさん練習してやったのに、それも撃破するとは……」
美樹「えへへ♪ だって、ゲームは得意だもん♪」
文弘「美樹ちゃんのゲームのセンスは本当に凄いよ、マスコンバットでも大活躍だったし」
美樹「ありがと♪ 文弘お兄ちゃん♪」
芽理「それにしても芳樹、すっかり魔王プレイしちゃって」
芳樹「あのマスコンバットで戦線離脱なんて情けないでぇ、芽理〜」
芽理「な……何ですってぇぇぇ(怒)!!!」
結樹「ま……まぁまぁ(汗)」
恭介「それにしても、まだ俺に挑む奴がいないんだよな〜」
美樹「レベル高すぎよ(汗) ダーク帝国倒した私達でも、まだとても勝てる気がしないわ(汗)」
恭介「それにしても結樹、何で俺の味方になってくれないんだよー!!」
結樹「だって恭介君って、魔王プレイしているじゃない、私だって勇者プレイしたいわよ」
恭介「がーん(汗)」
美保「それにしても、みんなレベル上がるの早いね、私だけ遅れているような……」
芳樹「美保お姉ちゃんは、ゲーム以外何でもこなすからな〜、リアルでは凄いでぇ」
祐介「完璧超人第二世だからな」
恭介「ちなみに第一世は保奈美さんだからな」
美樹「あううう〜っ、私だって完璧超人になりたかったよー!!」
美樹「スタイルもちびだし、運動オンチだし…………」
茉理「あら、みんな揃って♪」
美琴「楽しそうね♪」

 あっ、茉理さんと美琴さん!!

茉理「芳樹〜っ、デーモンロードなんて随分と悪行の限りを尽くしてやがりますねぇ」
芳樹「ゲームだからいいでねーかー、面白いでな〜」
茉理「そんで美樹ちゃんに二度も撃破、自業自得ね♪」
芳樹「今度はオフクロの国を攻めたろうかいな……」
茉理「国は滅んでいるでしょっ♪」
芳樹「オフクロの国を倒せる規模の国ぐらいは作れるでぇ」
茉理「うぬぬ、お……おのれ」
美琴「ヨヨヨ〜、私の出番が無い〜っ」
美樹「美琴さんは、レベルを上げなさい(汗)」

 こうしてみんなで雑談して話したの♪
 戦争やっているのはゲームの中、リアルではみんな仲良しよ♪

芳樹「そう言えば恭介先輩は、ゲームのバージョンアップなど頻繁に行っているんでな?」
恭介「そうだ、プレイヤーからの要望があって、これを増やして欲しいとか来るから、どんどんバージョンアップしている」
美樹「例えば、妖精クラスなんか後から追加されたって事ね。」
恭介「悪魔と天使だけでは、プレイに制限されてしまうから、より自由にする為に妖精クラスを追加したのだ」
結樹「それでお母さんにとっては大助かりだったのよね〜っ、天使にクラスアップするには殺害数が多すぎたと……」
美樹「恭介先輩ったら、プリンで結先生を釣るんだから(汗)」
恭介「まさか本当にやるとは思わなかったよ、あれは笑えた(汗)」
結「恭介く〜ん」
恭介「わっ!? ゆ……結先生っ!?」

 ゆ……結先生っ、い……いつの間にっ!!
 わ……笑っているけど、怒っている、怒っている(汗)

結「恭介君がそそのかすから、私は天使の資格失ってしまったではありませんか!!」
恭介「い……いや……そ……その(汗)」
結樹「でも、お母さんには天使よりも妖精の方が合っているかと……」
結「結樹ちゃん、それって私がちみっちゃいからですか〜〜〜」
結樹「い……いや……そ……そのぉ(汗)」

 ぷぷぷ……、確かに結先生には妖精がピッタリかも♪

美樹「それにしても、結局誰なんだろうね、バカ六人衆……」
芽理「あっ! そう言えばいきなり美樹を侮辱してたりしてたのよね、あいつ等」
美保「あの人達、何で美樹ちゃんを目の仇にするんだろう?」
美樹「でも、所詮はザコなのよね〜♪」
芳樹「ワテ等の部下に入れてみたが、あいつ等、簡単にやられすぎやで〜」
祐介「あ……アホだな……あいつ等…………(汗)」

 ……一方離れた席で、ヒソヒソ話している連中が……。

男1「くそっ!! 美樹の奴っ!! いい気になりやがってっ!!!」
男2「いつかぶちのめしてやるからな〜っ!!!」
男3「おい見ろよ、美樹ってあんなチビなんだぜ〜」
女1「あんなペチャパイちびにぃぃぃ」
女2「スタイルは私の方が上よっ!!」
女3「チビ美樹、ファックユー!!」

 ……そして美樹達は……。

恭介「まぁ、フリーファンタジーはどんどんバージョンアップするから楽しみにしたまえ♪」
美樹「もはやオフィシャルレベルに突入しているって感じだけどね♪」
芳樹「ゲームもどんどん育つ訳やな、楽しみや!!」
祐介「美樹ばっかり構っているんじゃなくて、他のプレイスタイルもあるしな、折角……」
美樹「これからも宜しくねっ、文弘お兄ちゃん♪」
文弘「あ……ああ」
美保(もう、美樹ちゃんたら〜)

 こうしてフリーファンタジーの雑談をしていた私達であった……。
 これからどんな冒険が待っているんだろう、楽しみ楽しみ♪

〜 続く 〜



☆ 第十九話:エメラルド王国分裂!!

※ 時代設定は直樹と保奈美が結婚して20年、それぞれのヒロインが結婚し、子供を持っている。
  オリキャラオンパレードなんで、文頭にキャラネーム入れますご了承下さい。

オリキャラの詳しい情報⇒ http://komi5577.fc2web.com/Ori01.htm

☆ SS開始:会話は全てチャットです

 今回の主人公は美樹に代わって、父である俺が主人公だ。
 俺の名は直樹、恭介が作ったフリーファンタジーにハマっている。
 とにかく完成度が高いMMORPGだ、プレイスタイルが自由だからな。
 しかし現在、我がエメラルド王国にちょっと困った事が発生した、それは……。

茉理「直樹ぃぃぃっ!! 誰が超お転婆ペチャパイ女だあぁぁぁぁぁ!!!」
直樹「だ……誰もそんな事言っていないだろ(汗)」
茉理「やかましいっ!! このウスラトンカチッ!!!」
茉理「さっきから、あたしに対して嫌味ばっかりいいやがってますからねぇ…………」
直樹「お……おいおい(汗)」
茉理「決めたっ!! あたしは自分の王国を作るっ!!!」
茉理「あたしが女王の国よっ!! いつまでも直樹の部下のままでいるもんですかっ!!!」
直樹「はいはい、そうですか、ご勝手に♪」
茉理「むっかあぁぁぁぁぁーーーーーっ!! お……覚えてなさいよっ(怒)!!!!!」

 やれやれ、いい年してお転婆なんだから茉理は……。
 そして茉理は『トパーズ王国』を建設した。
 美琴と弘司と文緒まで連れて行ってしまったよ、茉理の奴…………(汗)
 そして茉理が俺達エメラルド王国にやって来た、何しに来たんだろう?

茉理「直樹っ!! 私達トパーズ王国とあんた達のエメラルド王国で勝負よっ!!!」
直樹「それって、俺達と戦争するって事か?」
保奈美「ち……ちょっと茉理ちゃん!! 仲間同士で戦争なんてやめようよ!! 敵はクロノ帝国でしょ!!」
茉理「ご安心を、恭介にメール出して不干渉してもらうようにしてもらったからっ♪」
茉理「そうしたら、二人の対決見物させてくれだってさ」
茉理「とにかく直樹っ!! あんたをぶちのめしてやるから覚悟しなさいっ!! ふんっ!!!」
直樹「…………」

 ま……茉理の奴…………、やれやれ…………(汗)

保奈美「なおくん、茉理ちゃんをからかいすぎよ、もう……」
直樹「い……いや……、茉理の性格が性格だからつい…………」
保奈美「も〜っ、結局味方同士で戦う羽目になっちゃったじゃない…………」
直樹「まぁいいさ、この際、茉理の奴に俺の実力を見せてやるっ、フフフフフ…………」
保奈美「な……なおくん(汗)」

 直樹 :レベル63・セラフ・剣レベル30・雷魔法レベル28・光魔法レベル25
 保奈美:レベル56・アークエンジェル・氷魔法レベル28・光魔法レベル33

 こうしてエメラルド王国VSトパーズ王国の戦争が始まった…………。
 敵将は国王を含んで四人、だがレベルなら俺の方が上だっ!!!
 こっちはドラゴン部隊が扱える、向こうは扱えないし…………。
 ただ敵の数が多いのが気になるがな……。

直樹「これよりトパーズ王国を攻撃するっ!!!」
保奈美「やるしかないのね…………」
直樹「ゲームだから容赦無しに戦えるっ!! 立ち塞がる敵は全て倒すっ!!!」
保奈美「そ……そうね(汗)」

……一方茉理は…………。

茉理「直樹ーーーーーっ!! 叩き潰してやるから覚悟しなさあぁぁぁぁぁーーーーーいっ!!!!!」
美琴「な……何で私も…………(汗)」
弘司「俺もだ、強引に誘われて…………(汗)」
文緒「まぁ、久住君がイカれてるから、渋垣さんがも怒るのも無理はないわね(汗)」
茉理「行くわよぉぉぉぉぉーーーーーーっ!!! 全員エメラルド王国に攻撃よっ!!!」

……そして直樹達は…………。

直樹「むむっ!! 茉理もマスコンバットに参加しているっ!! いいだろう、部隊戦で決着つけてやるっ!!!」
保奈美「NPC部隊も準備いいわよ」
直樹「よしっ!! 全軍出撃だっ!!!」

 そして俺達エメラルド王国とトパーズ王国の戦いが始まった……。
 俺達は3100、敵の数は4200、ふんっ!! 量よりも質だっ!!!
 俺と保奈美には、ドラゴン部隊を配備してやった、俺が保奈美の分まで召還してやったのだっ。
 そしてNPC部隊も配備しているのだっ!!!

直樹「いっくぞぉぉぉぉぉーーーーーーっ!!!!!」

 ギィンッ!! ザシュッ!! ボンッ!! ガブッ!! ゴンッ!! ズバァッ!!!
 ガンッ!! ズバッ!! ザシュッ!! ドカンッ!! ドッカーーーーーーンッ!!!!!
 ゴオォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーッ!!、ゴオォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーッ!!!!!

美琴「わ……わきゃーーーーーっ!! ち……ちょっとっ!! つ……強すぎるよーーーーーっ!!!!!」

 良しっ!! まずは美琴部隊を撃破だっ!!!

保奈美「今よっ!! あそこの部隊を一斉攻撃っ!!!」

 ゴオォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーッ!!、ゴオォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーッ!!!!!

文緒「あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んっ、保奈美ぃ〜っ、手加減してよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!!」

 良しっ!! 保奈美が文緒部隊を撃破したぞっ!!!

茉理「な……何やってんのよっ!! しっかりしなさいよっ!!!」
弘司「や……やっぱり勝ち目無いぞこっちに……、直樹達はドラゴン使っているから(汗)」
茉理「まだまだNPC部隊などこっちの方が数は上よっ!! 直樹達の部隊を取り囲むのよっ!!!」
弘司「そううまく行くかなぁ…………?」

 ギィンッ!! ザシュッ!! ボンッ!! ガブッ!! ゴンッ!! ズバァッ!!!
 ガンッ!! ズバッ!! ザシュッ!! ドカンッ!! ドッカーーーーーーンッ!!!!!
 ゴオォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーッ!!、ゴオォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーッ!!!!!

直樹「俺達を包囲だとっ!! 無駄な事をっ!! 外側の敵NPC部隊を各個撃破せよっ!!!」

 俺はNPC部隊に、敵NPC部隊に指示を出すっ!!!
 そして止めに俺達のドラゴン部隊の一斉攻撃で止めだっ!!!

 ゴオォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーッ!!、ゴオォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーッ!!!!!

敵NPC達「ギャアァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!」
弘司「だ……駄目だっ!! つ……強過ぎるっ!!!」 

 フフフフフ……、敵はどんどん焦ってきたな……、このまま押すぜぇぇぇぇぇ!!!

直樹「保奈美!! そこだっ!! 弘司の部隊に一斉攻撃だっ!!!」
保奈美「分かったっ!! 覚悟っ!!!」

 ゴオォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーッ!!、ゴオォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーッ!!!!!

弘司「やっぱり勝ち目無かったーーーーーーーーーーっ!!!!!」

 よしっ、弘司部隊も撃破だっ!! 残ったのは茉理の部隊だけだっ!!!

茉理「直樹の奴ぅぅぅぅぅっ!!! こうなったら必殺部隊攻撃よっ!!!」
茉理「喰らいなさいっ!! 必殺・サウザンドフレアーーーーーーーーーーーッ!!!!!」

 無駄だっ!! ならば部隊防御魔法だっ!!!

直樹「メガシールドッ!!!」

 ドッカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!

茉理「げっ!! ふ……防がれた!?」

 実際には今の攻撃で俺の部隊にも少し被害が出た。
 しかし大したダメージじゃないが…………。

直樹「保奈美っ!! 今だっ!! 俺と保奈美の合体部隊魔法で一気にカタを着けるっ!!!」
保奈美「ええ、分かったわっ!!」

 俺達は力を合わせて魔法詠唱に入るっ!!!

直樹「終わりだ茉理っ!! 必殺・アルテマフレアブレーーーーーーーーーーースッ!!!!!」

 ドゴオォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーッ!!!!!

茉理「わ……わっ、わあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!」

 ドッカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!

茉理「きゃあぁぁぁぁぁーーーーーっ!!! な……直樹ぃーーーーーっ!! この恨み忘れないわよーーーーーっ(怒)!!!!!」

 ……こうしてトパーズ王国との戦いは終わった…………。
 愚かなり、茉理よ……、この俺に勝負を挑もうなどと…………。

直樹「ふぅ、無益な戦争だった…………」
保奈美「もう、なおくんたらっ…………」

 ……一方茉理は…………。

茉理「悔しぃぃぃぃぃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ(涙)!!!!!」
美琴「相手が悪すぎたよぉぉぉぉぉ(涙)」
弘司「やっぱり勝てなかったか…………」
文緒「保奈美がいるんだもん……、勝てっこないわよ(汗)」

 ……そして恭介達は…………。

恭介「直樹おじさん、なかなかやるな…………」
芳樹「流石みきぼーの両親やなぁ…………」
祐介「俺達以外にも、どんどん高レベルが出てきたな…………」
恭介「フフフフフ……、俺達と戦うのはいつになるやら…………」

 ……一方美樹達は…………。

芽理「お……お母さん(汗) 直樹おじさんと戦争するなんて(汗)」
文弘「父さんと母さん、案外あっさり負けたな(汗)」
美保「お父さんとお母さんもゲームうまかったのかしら…………?」
美樹「そりゃ、私のお父さんとお母さんだもんっ! 強いに決まっているわっ!!」

 こうして直樹と茉理の戦争(又の名をケンカとも言う)が終了した…………。
 今後どんな戦いが起きるか…………?


〜 続く 〜



☆ 第二十話:対決っ!! サタン恭介!!

※ 時代設定は直樹と保奈美が結婚して20年、それぞれのヒロインが結婚し、子供を持っている。
  オリキャラオンパレードなんで、文頭にキャラネーム入れますご了承下さい。

オリキャラの詳しい情報⇒ http://komi5577.fc2web.com/Ori01.htm

☆ SS開始:会話は全てチャットです

 私は美樹、恭介先輩達が作ったMMORPGフリーファンタジーをプレイしているの♪
 お父さんと茉理さんが戦争した後、二つの王国はそのまま継続していた。
 敗れた茉理さんは、PKされただけ、城を落とされなかったからトパーズ王国は存在しているの……。
 でも……どうやって恭介先輩に挑んだらいいんだろう…………?

 美樹:レベル64・セラフ・剣レベル37・炎魔法レベル32・光魔法レベル30
 文弘:レベル53・アークエンジェル・風魔法レベル38・光魔法レベル20
 美保:レベル42・エンジェル・槍レベル21・氷魔法レベル23・光魔法レベル18
 芽理:レベル48・フェアリー・鞭レベル28・雷魔法レベル28・闇魔法レベル18

芽理「大変よ美樹っ!! 恭介先輩から挑戦状が来たわっ!!」
美樹「な……なんですってぇっ!?」

 手紙の内容はこんな感じだったの…………。

恭介「美樹ちゃん、そろそろ少し遊んでやろう…………」
恭介「なぁに、クリスタル王国まで滅ぼそうとは思わないから」
恭介「ハンデとして、俺の部隊だけで戦ってやろう、フフフ」
恭介「フフフフフ……、更にパワーアップした俺の力を見せてやろう…………」

 むっかぁぁぁぁぁっ!!!
 恭介先輩たらっ!! バカにしてぇぇぇぇぇっ!!!

美樹「みんなっ!! クロノ帝国に戦争よっ!!!」
美保「で……でも……余りにも無謀じゃぁ…………」
文弘「確かに今の我々では勝ち目無い、もっとレベル上げないと…………」
美樹「クロノ帝国は恭介先輩の部隊だけで戦うだってっ!! バカにしているのも程があるわよっ!!!」
美樹「さっそく我が国全勢力で叩いてやるわっ!!!」

 そして私達の部隊はクロノ帝国に向けて出発した…………。
 そしたら、何と!? 私達が見たのはっ!!!

恭介「フフフフフ……我が挑戦を受けた事を褒めてやろう…………」
恭介「だが、このティアマットの軍団を果たして倒せるかな、フフフフフ…………」
美樹「な……何よあれっ!? 最強の暗黒竜の軍団じゅないのよっ!?」
芽理「あ……あんなの反則よっ!!!」
美保「え……エンシェントドラゴンの部隊……(汗)」
文弘「やはりな……、流石一隊で挑むだけある…………」
美樹「みんなっ!! 恭介先輩の部隊に一斉攻撃よっ!!!」

 そしてまずは私のNPC部隊が恭介先輩の部隊に突撃するっ!!!

恭介「フフフフフ……ゴミ共め……、ティアマット軍団の力を見よっ!!!」

 ギィンッ!! ザシュッ!! ボンッ!! ガブッ!! ゴンッ!! ズバァッ!!!
 ガンッ!! ズバッ!! ザシュッ!! ドカンッ!! ドッカーーーーーーンッ!!!!!
 ゴオォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーッ!!、ゴオォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーッ!!!!!

NPC達「ギャアァァァァァァァァァァァーーーーーーーーーーッ!!!!!」

 う……うそっ!!
 恭介先輩の部隊数は1000、そして私のNPC部隊は5000はいるのにっ!!!
 それなのに……全然歯が立たないっ!!!
 こ……これが恭介先輩の部隊の力なのっ!?
 強い……強すぎるっ!!!

恭介「ふはははははっ!!! どうした美樹ちゃんっ!!! クリスタル王国の力はこの程度かっ!!!」
恭介「まぁ、悪魔最上クラスの『サタン』である俺に対してだから仕方ないかなぁ……ふははははは!!!!!」

 む……むっかぁぁぁぁぁっ!!! ば……バカにしてえぇぇぇぇぇっ!!!!!

美樹「みんなっ!! 合体部隊魔法攻撃で一気にカタを着けるわっ!!!」
芽理「うんっ!! それしか無いわねっ!!!」
美保「これを外したら終わりよっ!!!」
文弘「倒すか……それとも叩き潰されるか……勝負だっ!!!!!」

 よしっ!! 部隊の一斉射撃の準備と合体魔法の準備が完了したわっ!!!」

美樹「いっけぇぇぇぇぇーーーーーっ!!! サウザンドギガアルテマフレアバーストーーーーーッ!!!!!」

 ドッカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!

美樹「よしっ!! 命中したわっ!!!」

 倒したかしら……恭介先輩を…………。
 煙が晴れて…………ええっ、う……うそっ!?

恭介「ふはははははは!!! それがお前達の最強の攻撃かっ!!!」
恭介「かゆい程度だっ!! 今度はこっちの番だっ!!!」

 や……ヤバいっ!! 今度は恭介先輩の攻撃がっ!!!

恭介「我が力を見るがいいっ!! サウザンドテラダークフレアバーストーーーーーッ!!!!!」

 ドッカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!

美保「きゃあぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!」
芽理「きゃあぁぁぁぁぁーーーーっ!!! し……信じられない攻撃力ーーーーーっ!!!!!」
文弘「な……何て力だっ、ぐあぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!」
美樹「け……ケタ違いの攻撃よぉぉぉぉぉーーーーーっ! きゃあぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーっ!!!!!」

 ……こうして今の一撃で私達四隊はあっけなくやられてしまった…………。

恭介「フフフ……他愛ない…………」
恭介「もう少し楽しませてくれると思ったんだけどな…………」
恭介「まぁ、せいぜいレベルアップに励むがよい、ふはははははははははーーーーーーーーーーっ!!!!!」

 ……そしてPKされた私達は…………。

美樹「くやしいぃぃぃぃぃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!」
美保「仕方無いわよ……、エンシェントドラゴンの部隊なんて、今の私達じゃぁ…………」
文弘「駄目だなこれじゃぁ、俺達も最上級クラスにならないと戦えない…………」
芽理「恭介先輩っ!! 反則っ!!!」
美樹「今度こそっ、今度こそ絶対に倒してやるうぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!」

 ……今回の戦争は恭介の圧倒的な力を見せ付けられた結果になった…………。
 だが負けるな美樹ちゃんっ!! くじけるな美樹ちゃんっ!! いつか魔王恭介を倒すのだっ!!!

男1「おい見たかよ、あの久住のザマを…………」
男2「バ〜カめ♪ あんなに簡単に負けてやんの〜!!」
男3「ざまぁみろっ、ちび美樹っ!!」
女1「最近調子乗っているからいい薬よっ!!」
女2「美樹なんてダメダメなのよっ!!」
女3「プチパイガキの美樹なんて、やられまくればいいのよ、バ〜カ♪」

 ……戦争を見物していて、いい気になっていたPK六人組であった…………。


〜 続く 〜



☆ 第二十一話:最強のファイアバハムートを味方に着けろ!!

※ 時代設定は直樹と保奈美が結婚して20年、それぞれのヒロインが結婚し、子供を持っている。
  オリキャラオンパレードなんで、文頭にキャラネーム入れますご了承下さい。

オリキャラの詳しい情報⇒ http://komi5577.fc2web.com/Ori01.htm

☆ SS開始:会話は全てチャットです

 私は美樹、恭介先輩達が作ったMMORPGフリーファンタジーをプレイしているの……
 私達クリスタル王国の戦力は恭介先輩のたった一部隊に壊滅させられたの……。
 ううううう〜、恭介先輩、ゲームマスターの特権だからってずるいよぉぉぉぉぉ……。
 勝てるのかなぁ…………。

 美樹:レベル65・セラフ・剣レベル37・炎魔法レベル33・光魔法レベル30
 文弘:レベル54・アークエンジェル・風魔法レベル39・光魔法レベル20
 美保:レベル43・エンジェル・槍レベル22・氷魔法レベル23・光魔法レベル18
 芽理:レベル49・フェアリー・鞭レベル29・雷魔法レベル28・闇魔法レベル18

芽理「美樹っ、美樹っ!! 凄い情報が入ったわよっ!!!」
美樹「何何っ、芽理ちゃん!!」
芽理「ルスト山に、最強のドラゴン「ドラン」が住んでいるんだって」
芽理「何と「ドラン」に認められたプレイヤーは、何と僕になってくれるんだってっ!!」
美樹「ええっ!? ほ……本当!?」
芽理「ドランは最強のファイアバハムート、ドランは人の話を理解出来るんだって」
文弘「エンシェントドラゴンは人の話を理解出来るからな……」
美樹「よしっ!! 早速ドランを味方につけるわよっ!!!」
美保「で……でも……、それって恭介先輩と同じ位強いんじゃぁ(汗)」
芽理「部隊戦じゃなくて、個人戦よっ!! そのドランを倒せば僕に出来るのよっ!!」
美樹「こうしてはいられないわっ!! 他のプレイヤーに取られない様に急いで行くわよっ!!」
美保「ま……待ってよーーーーーっ!!」
文弘「確かに、クロノ帝国を倒すならドランの力が必須になるな…………」

 こうして私達はルスト山に行く事に…………。
 あれ? あいつ等は私達を目の仇にしている六人組っ!?

男1「な……なんだよアレ!?」
男2「つ……強すぎるーーーーーっ!!!」
男3「あ……あんなのに勝てるか!?」
女1「くやしぃぃぃぃぃーーーーーっ!! ドランを味方につければ美樹をぶっ潰せるのにーーーーーっ!!!」
女2「勝てっこないわよーーーーーっ!!」
女3「ファックユー!! ドラン!!」

 ウフフ♪ あいつ等、ドランにこてんぱんにされた様ね、いい気味だわ♪

美樹「私がドランを手に入れて来るから、あんた達は黙って見ていてねっ♪」
美保「み……美樹(汗)」

 私はバカ六人衆に煽るように言った♪

男1「な……何だとっ!!」
男2「な……ナメてるのかっ!!!」
美樹「うん♪ だって悪だしザコだし♪」
男3「むっかあぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーっ(怒)!!!!!」
女1「あんたなんて、ドランに殺されればいいのよっ(怒)!!!」
女2「ちび美樹っ!! 逝っちゃえっ(怒)!!!」
女3「ファック!! 美樹っ(怒)!!!」

 ウフフ♪ 単純なんだから♪ 所詮はザコね♪

芽理「み……美樹(汗)、煽りすぎじゃぁ(汗)」
美樹「いいのいいの、あんな奴等♪」
美保「もう、美樹ったら…………」
文緒「おいおい(汗)」

 そしてルスト山に着いた、洞窟の最奥まで着いたの。
 う……うわっ!? で……でかっ!?

ドラン「人間よ……我を手に入れようと言うのか…………?」
美樹「クロノ帝国を倒す為に必要なのっ!! 力を貸して!!」
ドラン「ならば、我が主になりうる資格があるか試させてもらう!!」
文弘「来るぞっ!!」
芽理「行ッけぇぇぇぇぇーーーーーっ!!! サンダーフレアッ!!!!!」

 ピシャーーーーーーーーンッ!!!

ドラン「笑止っ!! その程度か!!」
芽理「うそっ!? 効いていないっ!?」
ドラン「喰らうがいいっ!!!」

 ブオォォォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!

美樹「みんなで防御魔法をっ!!!」
美樹以外「うんっ!!」

 ゴオォォォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!

美樹「よしっ!! 防御成功っ!!!」
美保「でもダメージ負ったわっ!! 何度も喰らうと防御しても駄目よっ!!」
文弘「ならば即効で倒さないとっ!!!」
美樹「なら、合体魔法よっ!!!」
美樹「みんなっ!! 力を貸してっ!!!」

 私達は力を合わせる…………。

美樹「喰らいなさあぁぁぁぁぁいっ!! ギガアルテマフレアァァァァァーーーーーーーーーーッ!!!!!」

 ドッカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!

ドラン「グアアァァァァァァァァァーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!」

 やったぁっ!! 命中っ!!!

ドラン「なかなかやるな……、だがまだまだこの程度では我を手中に収めるなどっ!!!」
美樹「うわわっ!! や……やっぱり流石は最強のファイアバハムート!!!」
ドラン「こんどはこちらの番だっ!!!」

 ブオォォォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!

美樹「ま……まずいっ!! みんなっ!! 防御魔法をっ!!!」

 ゴオォォォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!

美樹「わわわわわーーーーーっ!! す……少しタイミングが遅かった!?」
文弘「くっ!! 今のでかなりのダメージがっ!?」
芽理「ど……どうすんのよーーーーーっ!! 最強の合体魔法もあまり効かないみたいだしーーーーーっ!!!」
美保「か……勝ち目あるのかしら…………(汗)」

 むむむ……、このままでは勝てない…………?
 弱点は……何か弱点は…………。
 弱点…………そ……そうだっ!!!

美樹「みんなっ!! 美保お姉ちゃんに魔力を集中するのよっ!!!」
美保「え!?」
美樹「相手は炎属性っ!! つまり弱点は氷っ!! これなら効果抜群のはずよっ!!!」
文弘「よしっ!! それで行くぞ!!」
芽理「そうかっ!! 相手は炎だから弱点をっ!!!」

 そして私達は美保お姉ちゃんに魔力を集中する…………。
 そう、巨大な合体氷魔法を放つ為にっ!!!

美保「行くわよーーーーーっ!! アルテマブリザードストーーーーーームッ!!!!!」

 ゴオォォォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!

ドラン「な……何だとっ、こ……これはっ!! うわあぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!」

 カチーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン…………。

美樹「や……やったっ!! ドランが氷漬けになったわっ!!!」
芽理「や……やったのかしら…………?」

 ガシャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!

美保「そ……そんなっ!? こ……氷がっ!?」

 う……うそっ…………かと思えば…………?

ドラン「グアァァァァァァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!」

 ドスーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!

ドラン「み……見事だ……人間達よ…………、よくぞ我を倒した…………」
ドラン「人間よ、名を何と言う…………」
美樹「私は美樹、久住美樹よ♪」
ドラン「美樹様、今後、このドランを貴方の僕に…………」

 や……やったぁっ!! 最強のドラゴンが仲間になったわっ!!!
 これで戦力アップよっ!!!
 ドランはマスコンバットでも使えるわっ、もちろんドラゴン部隊としてっ♪

美樹「それじゃぁ、戦いがあったら呼ぶから」
ドラン「美樹様、道中気をつけて…………」

 こうしてドランが私達の部下になったのっ!!

男1「な……なんだよっ!! ドランが美樹の部下かよっ!!」
男2「ますます勝てねーーーーーっ!!!」
男3「く……くそっ!! あいつ等、うますぎるっ!!」
女1「生意気よっ!!」
女2「ムカツクーーーーーーーーーッ!!!!!」
女3「サノバビッチ!! 美樹っ!!!」

 おやおや、悔しがっちゃって、バカ六人衆♪


〜 続く 〜



☆ 第二十二話:最終決戦その1

※ 時代設定は直樹と保奈美が結婚して20年、それぞれのヒロインが結婚し、子供を持っている。
  オリキャラオンパレードなんで、文頭にキャラネーム入れますご了承下さい。

オリキャラの詳しい情報⇒ http://komi5577.fc2web.com/Ori01.htm

☆ SS開始:会話は全てチャットです

 私は美樹、恭介先輩達が作ったMMORPGフリーファンタジーをプレイしているの……
 とにかく私はレベル最高にして、クラスも最高にして、恭介先輩率いるクロノ帝国に挑むの……。
 今度こそ……今度こそっ、あの時の借りを返してやるわーーーーーっ!!!!!

 美樹:レベル99・アテナ・剣レベル50・炎魔法レベル50・光魔法レベル45
 文弘:レベル92・ゴッド・風魔法レベル46・光魔法レベル40
 美保:レベル73・メタトロン・槍レベル38・氷魔法レベル32・光魔法レベル29
 芽理:レベル85・ハイエルフ・鞭レベル42・雷魔法レベル30・闇魔法レベル27

※ 美樹の『アテナ』と言うのは天使最高級クラスの一つです、つまり女神です。
※ 文弘の『ゴッド』と言うのは天使最高級クラスの一つです、つまり神です。

 私と文弘お兄ちゃんはエンシェントドラゴン部隊を率いれる様になったの。
 つまり、最強のドラゴンの『バハムート』を操れるの。
 恭介先輩の『ティアマット』部隊にはもう負けないわっ!!!
 そしてエメラルド王国のお父さんとお母さん(直樹と保奈美)の部隊も、
 トパーズ王国の茉理さん、美琴さん、弘司さん、文緒さんの部隊も……。
 最後にネオ・ローズ王国の恭子先生と結先生もクロノ帝国に進撃するのっ!!!
 私達サンクチュァリ同盟全てがついに動くのっ!!

直樹「全軍突撃!!」
茉理「悪の帝国めっ!! これで最後よっ!!!」
恭子「恭介ぇぇぇぇぇっ!! この間の借りは返すわよおぉぉぉぉぉーーーーーっ!!!!!」

 うわぁ……、す……凄い部隊数だわ……、流石に三ヶ国だから…………(汗)

美樹「みんなっ!! 私達も行くわよっ!!!」
文弘「いよいよ最終決戦かっ!! 行くぞっ!!!」
美保「ううううう……き……緊張してきたけど……、ぜ……全軍突撃っ!!!」
芽理「芳樹もいるから、徹底的にギッタギタにしてやるわっ!!!」
ドラン「美樹様、我々も準備完了です」
美樹「お願いねっ、ドランッ!!!」
美樹「全軍突撃っ!!!」

 こうして私達の史上最大のマスコンバットが始まったのっ!!!
 あっちこっちで武器やら魔法やら凄いわっ!!!
 ……おや? あ……あれは…………?

男1「久住美樹っ!! その命もらったぁっ!!!」
男2「死ね!! ちび美樹っ!!!」
男3「今までの恨みを晴らすっ!!!」
女1「このペチャパイッ!!」
女2「このちび〜っ!!」
女3「ファック!! 美樹っ!!!」

 あらあら♪ 雑魚がよってたかって私の部隊に突撃しちゃって♪
 何よ、全員デーモンロード程度じゃない、フフン♪ その程度で私の部隊に挑むなんて♪
 今の私にとってはデーモンロード如き敵じゃないわよーだ♪
 それにドラゴンとは言っても、私のバハムート部隊に比べれば小さい小さい♪

美樹「雑魚は消えてね♪ テラバーストフレアァーーーーーーッ!!!!!」

 ドゴオォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!

 私の部隊は一斉に激しいブレスを吐いたわっ!!!

男1〜3「合体部隊魔法だっ!!!」
女1〜3「喰らいなさいっ!! アルテマバーストフレアァァァァァーーーーーーーーーーーッ!!!!!」

 ゴオォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!

 あっ、合体魔法&ブレスだって♪
 でも小さい小さい♪ 私の部隊の攻撃の方が全然規模が大きいわっ!!
 そして私の攻撃が敵の六部隊全てに激しい炎が燃え盛ったわっ!!!

 ドッカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!

男1「バ……バカなアァァァァァァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!」
男2「こ……こんなにもあっさりとーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!」
男3「さ……最後でこれかよおぉぉぉぉぉーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!」
女1「この恨み、絶対に忘れないわよおぉぉぉぉぉーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!」
女2「ペチャパイチビのくせにぃぃぃぃぃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!」
女3「ファックユー!! キッスマイアーーー!! サノバビッチーーーーーーっ!!! 美樹ーーーーーーーーーーっ!!!!!」

 快感♪
 今の一撃であっと言う間に全滅っ♪ 所詮雑魚ね♪
 でもこれからね……、敵のティアマット部隊とか出てくるから…………。

芳樹「みきぼーーーーーっ!!! 勝負やあぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!」
美樹「やっぱり来たわねっ!! 芳樹っ!!!」
??「待ちなさいっ!!!」

 あれ!?
 う……後ろから何部隊かやって来たわっ!! あ……あれは!?

茉理「芳樹ーーーーーーっ!! あんたの相手はこのあたし達よーーーーーっ!!!!!」
芽理「美樹っ!! ここはあたしたちに任せて先に行くのよっ!!!」
美樹「う……うん!!」

 私は芳樹を横にすり抜けて、そして渋垣ファミリーの戦いが始まったの…………。

芳樹「この際やっ!! お前等二人共この場で叩きのめしたるわいっ!!!」
茉理「やれるもんならやってみなさいよっ!! このウスラトンカチッ!!!」
芽理「叩き潰されるのはあんたよっ!! 芳樹っ!!!」

 私はクロノ城に急ぐ…………。
 あっ!! こ……今度は祐介の部隊がっ!!!

祐介「美樹ちゃんっ!! ここまでだっ!! 覚悟っ!!!」
美樹「負けるもんですかっ!!!」
??「待てっ!!」

 えっ!?
 ま……また後ろから何部隊か来たわっ!!!
 あ……あれはっ!?

文弘「美樹ちゃんっ!! ここは俺達に任せろっ!!」
美保「美樹ちゃん!! あなたは先にっ!!!」

 えええええ〜っ!!!
 文弘お兄ちゃんと美保お姉ちゃんがーーーーーっ!?
 じ……冗談じゃないわよっ!! そ……そんな…………って…………。

直樹「俺も加勢するぞっ!!」
保奈美「みんなで祐介君を倒すのよっ!!!」
直樹「恭介を倒せるのはお前だけだっ!! 行け!! 美樹っ!!!」

 ……ま……まぁ…………、お……お父さんとお母さんが一緒なら…………(汗

美樹「わ……分かったっ!!」

 そして私は先に進んだ…………。

祐介「みんなまとめてふっ飛ばしてくれるわっ!!!」
文弘「そうは行くか!!」
美保「負けないんだからっ!!」
保奈美「みんなで力を合わせればっ!!!」
直樹「見せてやるぜっ!! 結束の力をっ!!!」

 よしっ!! クロノ帝国城が見えてきたわっ!!!
 ああっ!! NPCのティアマット部隊がっ!!!

ドラン「美樹様、ここは私にお任せを」
美樹「うんっ!! ドラン!! あいつ等をやっつけてっ!!!」
ドラン「御意!!」

 こうしてみんなのお陰でクロノ帝国城内に入れた私……。
 そしてそこに待っていたのは…………。

恭介「ようこそ、美樹ちゃん…………」

 恭介先輩……いやっ!! ここでは恭介魔王っ!!!
 私はここまで来た……ついに…………。

美樹「私はレベルとクラスを限界にまで上げたわよ、能力なら互角よっ!!!」
恭介「ふっふっふ……、それはどうかなぁ…………」
美樹「な……何ですってぇぇぇぇぇっ!!!」
恭介「俺はこのゲームのゲームマスター、つまり、このゲームの事なら何でも知っている」
恭介「確かに美樹ちゃんのゲームのセンスは認めよう…………」
美樹「…………」

 な……何よっ!! 余裕ぶっちゃってっ!!!

恭介「だが勝つのはこの俺だっ!! ゲームのセンスのみで勝てると思うなよっ!!!」
恭介「さぁ、来るがいいっ!! 魔王の力を見せてやるっ!!!」
美樹「こっちだってっ!! 女神の力を見せてやるわっ!!!」

 ……こうして美樹と恭介の最終決戦が始まる…………。
 能力値は互角……、つまりテクや戦術が勝利の鍵となる…………。
 美樹のゲームテクが上まるか……それとも恭介の戦術が上まるか…………。
 最終決戦は次号にて決着が着くっ!!!


〜 続く 〜



☆ 第二十三話:真・最終決戦

※ 時代設定は直樹と保奈美が結婚して20年、それぞれのヒロインが結婚し、子供を持っている。
  オリキャラオンパレードなんで、文頭にキャラネーム入れますご了承下さい。

オリキャラの詳しい情報⇒ http://komi5577.fc2web.com/Ori01.htm

☆ SS開始:会話は全てチャットです

 私は美樹、恭介先輩達が作ったMMORPGフリーファンタジーをプレイしているの……
 いよいよこのゲームマスター、魔王恭介先輩と対決する事になったのっ!!!
 基本能力は互角……でも恭介先輩はどんな攻撃・戦略を練ってくるのだろう……。
 でも、私は負けないっ!! 私は勇者なんだからっ!!!

 美樹:レベル99・アテナ・剣レベル50・炎魔法レベル50・光魔法レベル45

美樹「喰らいなさいっ!! サウザンドギガフレアスラッシューーーーーー!!!!!」
恭介「馬鹿めっ!! マジックミラー!!!」

 ドッカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!

美樹「きゃあぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!」

 や……やられた(汗)
 乱舞攻撃を防御した後、魔法を返された…………。
 ううううう〜っ、恭介先輩っ……、うまい……うますぎるっ!!!

恭介「はっはっはーーーーーっ!! どうした!! もう終わりか!!!」
美樹「ば……バカにしないでよっ!!!」
恭介「受けてみろっ!! ダークスピリッツ!!!」

 な……何コレ!?
 恭介先輩の手から無数の亡霊がっ!! お……追いかけてくるっ!?

恭介「はっはっは!! マジックミラーでも返せない魔法もあるのだっ!!!」
美樹「きゃあぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!」

 ドッカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!

美樹「あぅっ!!」

 ううう……亡霊がまとわりついた後、一斉に爆破するなんて…………。
 防御魔法掛けてあるとは言え、今のでかなりのダメージが…………。

美樹「これならっ!! フラッシュソードッ!!!」

 攻撃力は小さいけど、攻撃は一瞬!!
 よしっ!! 恭介先輩を切り裂いた…………って!?

恭介「ふははははは!! 何処を斬っているのかね、美樹ちゃん!!」
美樹「う……うそっ!?」

 分身ですって!?
 し……しまったっ!! 今のフラッシュソードの隙を突かれたっ!!!

恭介「死ぬがいいっ!! ダークスピア!!!」

 グサアァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!

美樹「きゃあぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!」

 ううううう……、ぜ……全然歯が立たないよぉぉぉぉぉ(汗)
 なんかこれじゃぁ……素人と達人の勝負よおぉぉぉぉぉ(涙)

恭介「どうしたんだ美樹ちゃん♪ もうギブアップかい♪ ふははははは!!!!!」

 む……ムカつくっ!!
 あんなに人を小バカにしたような笑い方してぇぇぇぇぇ(怒)
 剣で攻撃すれば分身、魔法で攻撃すれば魔法返し、更には回避不能の亡霊魔法…………。
 か……完璧すぎるよおぉぉぉぉぉ(涙)

恭介「さぁっ!! もう一度喰らうがいいっ!!! ダークスピリッツ!!!!!」

 ……!?
 そ……そうだっ!!
 相手が攻撃している最中に攻撃すればいいのよっ!!!

美樹「喰らいなさいっ!!! フレアフラッシュソード!!!!!」
恭介「な……何!?」

 ザシュッ!! ドッカーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!

恭介「な……何だとおぉぉぉぉぉーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!」

 や……やったっ!!
 恭介先輩にダメージ与えたわっ!!!
 やっぱり攻略法があったのよっ!!! 流石私っ♪

恭介「やってくれるな……、攻撃している最中に攻撃か……、流石はハイレベルなゲームセンス…………」
美樹「勝負はこれからよっ!!! 覚悟っ!!!」
恭介「愚かな……、ならばこれならどうだっ!! ダークミスト!!!!!」

 な……何!?
 く……黒い霧が発生して…………み……見失った!?

 ズバッ!! ドッカーーーーーン!!!!!

美樹「きゃあぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!」

 や……闇に紛れての攻撃!?
 くっ!! 近接攻撃やら遠距離魔法やらっ!!!

恭介「ははははは!!! こっちからは見える! 美樹ちゃんは見えないっ!!!」
恭介「どうした!! 攻撃出来るものならやってみろっ!!!」

 くっ!! 闇雲に攻撃しても当たらないわ…………。
 防御魔法で固めているしか無いっ!! ど……どうしたら…………。
 …………そ……そうだっ!!

美樹「シャインフィールドッ!!!」
恭介「!?」

 私は光の結界魔法を使った!!
 あっ!! あそこに恭介先輩がいたっ!!!

美樹「メガフレアァァァァァーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!」

 ドッカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!

恭介「ぐわあぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!」

 やったぁっ!! 神クラスなら最高レベル以外の魔法詠唱時間は短縮されるから素早くヒット!!
 黒い霧が晴れて、フィールドは光っ!! 私の能力修正値+50%になってるから有利よっ♪

恭介「お……おのれぇぇぇ!! ダークフィールドッ!!!」
美樹「させないっ!! フレアフラッシュソード!!!!!」

 ザシュッ!! ドッカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!

恭介「ぐわあぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!」

 やったぁ♪ 恭介先輩の呪文詠唱のスキを突いて私の瞬間技が決まったわっ!!!

恭介「ぐぐぐぐぐ、お……おのれ…………、やってくれるな……美樹ちゃん…………」
美樹「へっへ〜ん♪ これで私が有利よっ♪ 覚悟しなさいっ!!!」
恭介(恐ろしい女だ、美樹ちゃん……、その柔軟な発想が最大の武器か…………)
美樹「私の勝ちよっ!! 恭介先輩っ!! 覚悟っ!!!」

 行けるっ!! これなら勝てるっ!!!

恭介「仕方無いな……、こうなったら最後の切り札だ…………」
美樹「え!?」
恭介「我の真の力を見せてやるっ!! 行くぞっ!! はあぁぁぁぁぁぁぁぁあーーーーーーーっ!!!!!」

 な……何っ!?
 恭介先輩の体が変化していくっ!?
 くっ!! 私の体も動かない……、変化している間は動きは止められるのね…………。

恭介「はーーーーーっはっはっはーーーーーっ!!! 見よ!! 『魔神皇』となった俺の姿はっ!!!」
美樹「う……うそっ!? そ……そんなのありーーーーーーーーーーっ(汗)!!!!!」

 ううううう〜っ、いくらゲームマスターだからって反則だよおぉぉぉぉぉ(汗)
 ああっ!? 魔神皇になった瞬間にフィールドまで闇にっ!!!

恭介「この『魔神皇』は、サタンの時よりも能力が1.5倍になっているのだっ!!!」
恭介「更に、フィールドは強制的に闇になるのだっ!! さぁ、絶望するがいいっ!!!」
美樹「は……反則よっ!! 恭介先輩も一人のプレイヤー扱いのはずなのにっ!!!」
恭介「いま俺が使っているキャラは、特別仕様なのだっ!!! 対美樹ちゃん専用のなっ!!!」
美樹「えっ!? わ……私専用!?」
恭介「そうだっ!!」
恭介「美樹ちゃんのゲームのセンスはハンパじゃないっ!! 能力が互角ではやはり俺は押されてしまった!!!」
恭介「美樹ちゃんみたいな超ゲームセンス持ったプレイヤーが出てくる!! だからこの切り札を用意しておいたのだっ!!!」
恭介「さぁ来るがいいっ!! 俺の力を見せてやるぞっ!!!」
美樹「やってやるわっ!! 魔神皇恭介先輩っ!! 倒してやるわーーーーーっ!!!!!」

 こうして魔神皇との戦闘に入った私…………。
 確かに能力や魔法や技は反則っぽい能力があるっ!! 威力や早さがっ!!!
 でも、私は次から次へと攻略法を見出し、そして互角の勝負になったわっ!!!
 フフフフフ……、恭介先輩……、私は今、最高に燃えているわっ!!!

恭介「くっ!! や……やっぱり恐ろしい女だっ、美樹ちゃんっ!!!」
美樹「ボス戦は慣れているからっ!! 恭介先輩が能力上でも私は負けないっ!!!!!」
恭介「だがこれで終わりだっ!!! 喰らえ!! テラアルテマダークフレアァァァァァァーーーーーーッ!!!!!」

 うわっ!! 極大魔法があんなに早く発動したっ!!!
 よ……よけ切れないっ!!! こうなったら…………斬るっ!!!!!

美樹「えええええ〜〜〜〜〜いっ!!! テラシャインフラッシャーーーーーーーーーーッ!!!!!」
恭介「な……何ぃっ!?」

 ズバアァァァァァァァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!

恭介「う……うそだろっ!? 俺の最強魔法をぶった切っただとーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!」
恭介「し……信じられない事し……しやがってーーーーーーーーーーーーーーーっ(滝汗)!!!!!」
美樹「今よっ!! 最終奥義・テラサウザンドフレアスラッシャーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!」

 ズバババババババババババババババババババババババババババババババババ!!!!!!!!!!
 ドッグアアァァァァアアアアァァァァァァァァァァァァアアァァアァァァァァァァーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!

恭介「ば……バカなあぁぁぁああぁぁぁぁぁぁぁぁああぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!!!!!!」

 ドッグァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!

恭介「ま……魔神皇の……魔神皇の俺がっ!! 負けたっ!! 負けただとぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!」

 ズッドオォォォォォォォォォォオォォォォオォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!

美樹「うわぁっ!!」

 恭介先輩の体が大爆発したわっ!!!
 か……勝った……勝ったわっ!! ついにっ!!!!!
 ついにクロノ帝国を倒したっ!!! ついに私は勝ったのよーーーーーーーーーーーーっ(笑)!!!!!
 そして、私の王国クリスタル王国で、みんなが私を迎えてくれたの……それも敵だった三人も……。

芽理「おめでとっ、美樹♪」
美樹「ありがと、芽理ちゃん♪」
直樹「ついにやったな、美樹」
保奈美「おめでとう、美樹ちゃん」
美樹「うん♪ お父さん、お母さん♪」
茉理「まっ、よくやったわっ、美樹」
美琴「美樹ちゃん、ゲームの天才♪」
弘司「よくまぁ……倒せた事…………」
文緒「唖然としか言いようが無いわね……」
美樹「えへへ、褒めて褒めて♪」
愛理「おめでとう、美樹ちゃん♪」
結「凄いです、久住さん!!」
恭子「バカ恭介をやっつけてくれてありがとね♪」
恭介「母さん、バカは無いだろ、バカは…………(汗)」
美樹「あ……あはは(汗)」
芳樹「ホンマ、みきぼーはやっぱゲームの天才やぁ……、ワテ等の方が有利なのに〜〜〜!!」
祐介「やれやれ……、恭介先輩、もう少ししっかりしてくれよ〜っ、城主が倒されたら俺だって負け扱いになるんだから」
恭介「やかましい(汗)」
芳樹「そうやでーーーっ!! オフクロと芽理にもう少しで止め刺せた所だったでな〜!!!」
茉理「うるさい! このゲームキチガイ!!」
芽理「悪は負けるのっ!!」

 あ……あはは(汗) 芳樹の方が勝っていた訳ね(汗)

芳樹「現実世界では、どっちが悪なんか…………」
茉理「いい度胸ね、芳樹(怒)」
芽理「後で覚悟して置きなさいよ、リアルで…………」

 あ〜あ、この親子は……、またケンカね…………(汗)

美保「おめでとう、美樹ちゃん」
文弘「やったな、美樹ちゃん」
美樹「えへへ♪ ありがとー!!!」

 えへへ♪ 文弘お兄ちゃんにも祝福してもらっちゃった♪

恭介「とりあえず俺のクロノ帝国は消滅したが、ゲームの方は続行する」
恭介「このまま蓮美台高校のみでプレイして、どんどん修正・追加して、将来的にはメーカーに出して全国展開する予定だ!!!」
美樹「へ〜っ、凄いじゃない恭介先輩!!」
恭介「ふっふっふ……♪ 特許など出して収入ガッポガッポだっ!! ふははははは!!!!!」
芳樹「確かにこれは高い完成度のMMORPGや〜っ、恭介先輩、頑張ってぇな♪」
祐介「楽しませてもらったよ、さて、今度はどんなプレイするか…………」
美樹「ストーリーでは私の勝ちだけど、ここまでのゲームを作った恭介先輩達は凄いわ、ほんと♪」
恭介「美樹ちゃんが夢中になるなら、このゲームは合格って感じだっ!!」
恭介「勝負は負けたけど、評価の点では俺の勝ちだな、ははははは!!!!!」
恭子「やれやれ…………」
結「まぁまぁ、いいじゃありませんか、恭介君達も一生懸命作った物なんですから」
恭子「……そうね……、ゲームを作るのだって大変だしね…………」

 確かに凄い完成度だったわ……、私も夢中になったし…………。

恭介「とりあえず、他のみんなは好きなプレイスタイルでやりたまえ、ははははは!!!」
茉理「直樹っ!! 今度こそあんたの王国を潰すっ!!!」
直樹「懲りない奴だ……、お前じゃぁ俺には一生勝てないよ」
茉理「な……なんですってえぇぇぇぇぇ(怒)!!!!!」
保奈美「な……なおくんに茉理ちゃん(汗)」
芳樹「直樹おじさん!! ワテも手を貸すでぇっ!! オフクロッ!! ぶちのめしたるわいっ!!!」
芽理「お母さんっ!! 私がついてあげるからっ!!!」
茉理「愛理!! あんたも私達トパーズ王国につくのよっ!!!」
愛理「さ……サファイア王国は…………(汗)」
茉理「それじゃぁ同盟国よっ!! 一緒に直樹の国を滅ぼすのよっ!! これは命令よっ!! 愛理っ!!!」
愛理「お……お母さん(汗)」
芳樹「冗談じゃないでぇっ!! 愛理お姉ちゃんはワテ等と組むんやっ!! 二人には愛理お姉ちゃんはやらないでぇぇぇぇぇ!!!!!」
芳樹「愛理姉ちゃん!! ワテと一緒にオフクロと芽理をやっつけてーなっ!!!」
愛理「…………(滝汗)」

 あらあら♪ 大変ね、あっちは♪

祐介「母さん、今度は一緒に冒険するか」
美琴「そうね、とりあえず私達は冒険者ね」

 こっちの親子は仲が良くて♪

恭子「恭介っ!! 今度は私が勝つ番よっ!!!」
恭介「ムダだ、母さんなんて魔神皇にならなくても楽勝だっ♪」
結「恭子には私がついてますからっ!!」

 あっちは再び戦争ね♪

美保「ねぇ文弘君、今度は私達で国を作らない?」
文弘「う〜ん…………」

 ああっ!! 美保お姉ちゃんが文弘お兄ちゃんをっ!!!
 そうは行くもんですかっ!! 文弘お兄ちゃんは渡さないわよっ!!!

美樹「文弘お兄ちゃんっ!! 私と冒険しましょう!!」
美保「み……美樹ちゃん(汗)」
文弘「う〜ん、それじゃぁまた三人で冒険するか」

 ……と……とりあえず私達は最初のパーティで冒険って訳で……、めでたしめでたし……だね♪
 こうして、あっちこっちで冒険やら、戦争やら起こすのであったの…………。
 ……何か忘れてるけど…………ま……まぁいいっか…………。

男1「久住美樹っ!! 殺すっ!!!」
男2「ちび美樹っ!! 絶対に殺してやるっ!!!」
男3「見てやがれっ!! ぺちゃちび美樹っ!!」
女1「今度こそクリスタル王国を潰してやるっ!!!」
女2「ペチャパイチビの美樹なんてっ!!」
女3「さのばびっち!! ペチャチビ美樹っ!!!」


〜  MMORPG編 終  〜

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